四季の書斎 世界は破滅に向かっている。

永遠不滅の生き方を提供!

軍事力を強くすれば相手のそれ以上を目指す!

2011年08月09日 13時54分00秒 | 政治・経済
日本が戦後繁栄できたのは、敗戦国家だからできたことである。

軍事を増強した戦時中に何が起きて、国民は本当に戦争を賛美していたかということを考えなければならない。

戦争の入り口では、多くの国民は戦勝を祝ったが、戦争が長引くと生活が戦争の為に破壊され、上層部の軍人のみが踏んどりかえり、国民は紙切れ一枚で虫けら扱いにされ、軍部の中の下級兵として、柱にしがみつき、蝉と化す。

徹底的な縦割り社会の中で、下っ端は、上が食った食い物を、尻から出てくるもので賄わされる惨めな存在である。

映画『ムカデ人間』参照!

人間は空元気でしかない。あの強気の伊良部秀輝でさえ、自殺するほど実際の人間の心は脆いものである。

戦争の落とし子、伊良部秀輝は沖縄生まれの父親が米軍関係者であったろう。子供を置き去りにしてアメリカに帰国している。

さまざまな所で戦争の傷跡は残っていく、怨恨の渦を消すことはできないのである。

軍事力は大国とやりあう程度に強大化する必要はない。武器は使いようである。
急所を攻めれば悲鳴をあげる。

被害が小規模の状態で相手を降参させるのが一番良い。
日本のやり方は原爆投下を招いてしまった。
智慧のない話である。

将棋でもすべての駒を取られる負け方は素人である。
日本の戦争は兵量の知識もないような連中(皇族らしい)が、軍の上層部を牛耳っていたという。

国家のシステムが悲劇を生むなら、それは改善するにこしたことはない。

戦後の繁栄がまがい物であったことが、今現実として起こっていることに気づくべき時である。



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