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医者と薬剤師の問題

2009年08月05日 23時56分52秒 | 科学
私の学友だったMは薬剤師になった。

私立の医学部に合格していたが、学費が高いということで、薬学部へ進んだ。

卒業後病院の薬剤師になったが、給料が安いため、製薬会社に再就職し、営業をやっている。

ホームセンターには薬剤師が不在の場合が多く、薬売り場にはカーテンが張ってある。
薬剤師がいないと薬品が売れないのである。
中には、イオン系のドラッグストアーでは薬剤師不在でも薬品を販売している。
あのドンキホーテでさえ、薬剤師不在の時はやはりカーテン張りに成っている。

いま、求人広告で募集が多いのは介護ヘルパー、看護師、薬剤師である。網走刑務所で医師を募集しているが、給料の安いのに驚く。公的機関では医師に対しても給料をださないようである。

薬剤師は人手不足であるようだ。どこでも薬が売れる時代である。量販店の電気屋でさえ、薬を売っているし、コンビニでも売ることができるようになった。

いよいよ薬剤師も安っぽくこき使われる時代になった。
以前から安っぽかったけど、さらに安っぽくならざるを得ない。

薬学はそれほど生易しい学問ではない。毎日毎日新薬開発のために、何万という新しい薬品が生まれているが、それらを覚えるためには薬剤師も医者も並々ならぬ勉強をしなければならないが、それはほとんど不可能に近づいている。

処方箋を持ってくる患者は薬剤師よりさらに無知蒙昧の徒である。
気の毒なほどであり、薬剤師は学会に加入し、常に新しい情報に接しているわけではない。



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