ヨーロッパルネサンスを調べるとどうしてもその前期のイスラム文化の厚い壁に阻まれている。イスラム文化を調べるとこんどはユダヤ文化に行き当たった。そうすると平行してギリシア文化も学ぶ必要が出てきた。古代ギリシアの文献をアラビア語に翻訳したのはユダヤ人の功績だと言われている。
プラトン全集では岩波書店と角川書店の翻訳がある。両方とも持っているが、角川書店の翻訳を読む場合が多い。ギリシア語に関してはアテネの書店で辞書なども購入していたが、今頃本格的に使用するようになった。本は10年後に活用することがある。いや、数百年後にも活用されるだろう。