① ② ③ の改造理論だけを見ていると、なんだかわからない気持ちになってくるだろう。
聖書本来の思想~説明したが~を放念しやすくなるからである。
ここで改めて、聖書本来の思想のエッセンスを「永遠のいのち」の概念から示しておこう。
<神髄は「いのちエネルギー」>
聖書が重視するのは、人の霊にいのちという「エネルギー」~いのちエネルギー~を充電することだ。
霊は永続する。
「いのちエネルギー」には減衰するものもあるが、永遠に減衰しないものもある。
それが「永遠のいのち」だ。
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「永遠のいのちエネルギー」を霊に得ると、その霊は、イエスの空中再臨と共に、新しい身体に復活する。
そして天国という幸福世界に、永遠に住むようになる。
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このビジョンを、それを得る方法と共に示したのが、「福音(ふくいん)」だ、
聖書が「福音の書」であるゆえんはそこにある。
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<聖書最大のプレゼント>
聖書の思想は、常に、永遠をみつめている。
「永遠」という概念を、人類に積極的に与えたのは聖書のみだ。
(この理念は、数学で言う「無限大」概念の源にもなっている)
地上の楽園は~もし実現可能としても~物質的な存在だ。
物質は時限的であり、有限な世界だ。
永遠に比べれば、百年も二百年も、千年も億年も、結局ゼロに等しい。
聖書は人類に、「永遠の人生」のビジョンを与えているのだ。
(続きます)