徒歩旅行、世界一周、3万4千キロ

過去の世界徒歩旅行の記録を紹介

アメリカ横断日記-14

2009-08-02 07:42:05 | 旅行
=========================================================================================
日本をはじめアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドそしてシンガポールからヨーロッパのポルトガルまで歩いた旅行記です。
=========================================================================================

アメリカ横断日記-14

12月31日 晴れ (水曜日)15日目

 朝からテントの中で紅茶を沸かしたり、スープを沸かしたりしてゆっくり飲んでいた。
なぜなら今日は大晦日であるからだ。
明日の元旦を迎える気持ちを整えたいから余裕がほしい。

 昨日も書いたがアリゾナ州に入ったのだが、ラジオでもそのことを感じる。
カリフォルニア州の放送局はもう聞こえず、アリゾナ州の放送局しか聞こえない。
また、そのカリフォルニアの放送局からたまに聞こえる時間が一時間の差があるのも州を越えてきたことを実感する。

 昼にYucca に着く。
朝のうちに水を使い果たし、町に入ったらすぐに昼飯を取ろうと食堂を探したがなく、目に入ったのがbar であった。
そして、何か食べ物はあるだろうとそこに入った。中に入ったら、雰囲気が明るく良いのだが、食べ物はなかった。
仕方なく、水を飲み、ビールを2本飲んで、モーテルを探すために出ようとしたが、お客が放さず、ビールを2本おごってくれた。
おごってくれたからではなく、俺はこの様な雰囲気の bar が好きである。
ここに一つしかないモーテルに泊まることにして、荷物を降ろし、シャワー、洗濯などをする。

 時間があるので、夜6時半からこのYucca という村のHololulu Club で飲んでしまった。
ここでは新年を迎えようとこの周辺の人が集まってくるのだ。昼に会った老人にここでまた会い、非常に楽しく過ごした。
とにかく、この飲み屋に周辺の人すべてが集まったという感じであった。その老人は60歳を過ぎている女性である。
彼女が俺の名前をまともに呼ぶことが出来ないので「Joe 」という名前をつけてくれた。
俺もこの名前を気に入ったので、アメリカではこの名前を今後使っていこうと思う。

 Yucca のモーテルで泊まる。
 出費 40.00ドル