今年で11回目となる、おゆみ野女性の会主催の戦争体験を語る会。
昨年までは、体験者の語りを取り入れていましたが、今年から少し趣向を変えました。
体験記を代弁するという方式にしてみました。
その手法は、朗読。
そこに、歌も取り入れます。
まずは、発起人の一人である山岸康祐さんのお話し。
11年間、おゆみ野女性の会と二人三脚で、この会を続けてくださっています。
トップバッターは、川村悦子さん。
星野光世さんがまとめられた『戦争と子どもたち』という本の中から一話を朗読しました。
続いて、田川徹さんと小川章子さんによる朗読とギター弾き語り。
聴きやすい朗読と音楽が入ることで、これまでの語りに比べると軽い感じになります。
しかし、話の内容は重くて深刻なことは変わりません。
こういった内容も、子どもたちを含めて大勢の方々が耳を傾けやすいと感じます。
『戦争と子どもたち』の中には、10話の戦争孤児の体験談が収められています。
今の世の中では信じられない、考えられないようなことが次々と語られています。
戦争は、それが終了した後も子どもたちにどんな影響を与え、それが何十年と傷として残ることを具体的に突き付けられます。
今日は一話だけでした。
残りの9話は、毎月1回、第一水曜日のすいようカフェで、川村悦子さんの朗読タイムを設けて、読んでいただくことになりました。
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