昨日、7月5日は、戦争体験を語る会をおゆみ野女性の会が開催しました。
今年で10回目になります。
既に始めた頃から戦地に赴いて戦った人のお話はほとんど聞けず、戦争中の銃後で、何を教えられどう感じて生きていたか、といういうお話が多いですが、今年も、市川まり子さんの紙芝居と、戦争中小学生だった岡本さんから学童疎開のお話を聞きました。
事前に、小学校や子どもルームにもご案内を配布したためか小学生の参加もあり、熱心にメモを取っていました。
疎開生活は、ひもじさと戦いながらの作業の日々、上級生の理不尽に従わざるを得なかった我慢の日々、盗みをしてまで空腹を満たそうとした子どもにとっても生きるか死ぬかの日々だったのです。
子どもたちにどう伝わったかはわかりませんが、
子どもたちからは、五右衛門風呂って何ですか? ソカイって何ですか?
という質問がありました。
ちゃんと聞いていてくれた。
大人は当たり前に使っている言葉でも、丁寧に説明しなければならないことを学びました。
さて、市川まり子さんたちは、2つの市民団体が中心となって、千葉市内の戦争被害者900人のうち700人近くの氏名を探し出し、彼らを慰霊する碑を建てました。
その除幕式がこの日の前日で、ホットなお知らせをしていただきました。
こうした市民の手による地道な慰霊の活動、そして戦争を語り継ぐ活動をこれからも大切にしていきたいと思います。
お話が終わったら、いつものようにすいとんタイム。
相変わらず具が多くてお出汁も効いて戦争中とはかけ離れますが、10年間の一貫したお楽しみタイムです(^ ^)
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