福谷章子のまちづくり

さまざまな役割を持ちながら暮らす中で、日々出会い触れ合う人々、街、文化、自然、出来事についてつづります。

梅雨明けの七夕

2013年07月07日 | おゆみ野女性の会

昨日千葉あたりも梅雨明け宣言がされ、珍しくはれ上がった七夕となりました。

今夜は、わたるべき天の川が、現れるに違いないと思わせるような青空です。

ついでに暑さもすさまじく、海にでもドボンと浸かっていたい気持ちになります。

 

 Img_47931_2そんな7月7日は千葉空襲の日でもあり、午前中のおゆみ野女性の会主催の「戦争体験を語る会」に参加しました。

会場は例年以上の大入り満員。

それも、小さな子どもたちが、お年寄りのお話を、半分くらいは意味がわからないかもしれませんが、一生懸命聞いていました。

傍らでお母さんが説明を加える姿に、とてもあたたかいものを感じました。

 

 今年の戦争体験を語る会では、体験談だけではなく、戦後の昭和20年代に中学校で自由と平等についてどう教えていたか、憲法について私たちはどれほど理解しているか、などについても話題になりました。

体験談を語り合うことで終わるのではなく、国民に権利を与え、政府の行為によって戦争の惨禍を起こすことが二度とないよう決意している憲法が果たしてきた役割について、当たり前の平和の基盤について考えねばならないと、大先輩は気をもんでいます。

私たち戦後世代は、戦争体験者の思いを守るためにどうすべきか。
「あんな思いや体験を、孫やその先の世代に二度とさせたくない」
その思いを、具現化することを託されているのです。

 

【都市農村交流イベント緑区版初開催】 

 さて、同じ時間に、緑区役所前の広場では、都市農村交流イベントが行われていました。

百聞は一見に如かずといいますので、ここからは大きな写真をじっくりご覧ください。

郷土芸能の平山囃子連やかっこ舞の紹介。

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新たに里山地区に指定された、「おおじの森」(緑区大椎町2.6ha)の紹介や、里山を保全しているNPO法人ちば森づくりの会の方々の活動の紹介。

間伐したヒノキやイチョウを活用して造られた花台やプランターの販売コーナーもあり、500円で花台を購入しました。

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地元農家が朝どりしたとうもろこしを、釜ゆでして販売していましたが、採りたての甘さみずみずしさは、抜群です。

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七夕でもあり、笹を分けたり、子どもたちが短冊に願いを書いて、笹に結ぶコーナーもありました。

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 緑区としては初の試みですが、農家や林業、園芸業に深くかかわる緑区ですから、農村とまちが融合することで、新旧の文化や食が融合し、さらに豊かな生活文化が芽生えるかもしれないと、期待してしまいます。

毎月2回鎌取イオン前広場で行われているふれあい市や、有吉囃子連、鎌取の朝市など、今後連携の輪が広がるといいですね。

 

 鎌取コミュニティセンターのロビーにも、笹飾りがいっぱいありました。

一歩、足を踏み入れると、七夕だなあ・・・と感じさせます。

今夜は織姫と彦星夫妻が、無事に会えますように。

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