午前中、2回目の幹事長会議。
前回の持ち越し議題の協議です。
その議題とは、議会運営委員会と特別委員会の構成についてです。
現在、議会運営委員会の構成は13名です。
この13名の決定方法は、会派代表ということになっており、交渉会派（4人以上）の所属議員数で按分して決めています。
つまり、前回の改選時には次のようにうまく収まったのですが、
自民（21人5.46→5人）民主（9人2.34→2人）公明（8人2.08→2人）共産（6人1.56→2人）ネット（6人1.56→2人）新政（3人0）無所属（1人0） 合計13人
今回は
自民（19人5.04→5人）民主（10人2.65→3人）公明（8人2.12→2人）共産（6人1.59→2人）未来（6人1.59→2人）ネット（2人0）みんな（2人0）
となり、合計が14人になってしまうのです。
さてどうするか？というのが持ち越し議題でした。
条例で定数を14に改正するという方法もあるけれど、できれば、共産党と未来創造が、1年交代で2人と1人としていただければ・・・という雰囲気に流れました。
議会運営委員会というのは、議会の運営について議員自らが協議する会ですから、私は、あらゆる会派や議員の意見が反映されるように配慮すべきであると考えます。
ましてや議会は民主主義を体現し、市民の手本となるべきところですから、より民主的であること、つまり、少数意見もできる限り吸い上げるよう配慮すべきであると思うのです。
そういう意味では、2人会派でも議運に参画できる道を開くべきではないかと考えます。
それを前提にすれば、たとえば
2人～5人の会派から1名
6人～10人の会派から2名
11人以上は3名
と条例で決めるのも一つの案です。
会派の意見を反映するためには、委員数が多ければ良いというわけでもないのです。
3人もいれば十分に会派の意見は伝わります。
選出母体を多くした方が、多様な意見を吸い上げやすいのではないでしょうか。
とはいえ、13人から14人に変更するのも慎重になる中で、私が考えるような抜本的な改正は、議長が不在の幹事長会議（議長選挙はまだこれからです）では、担いきれません。
そこで今回は、議会内での発言の機会を保障するために、共産党も未来創造も特別委員会の委員数は2を保障していただきたいとし、議運の委員ポストについては譲歩することとしました。
その結果、特別委員会は三つで、それぞれの定数は13の予定でしたが、全てを14とすることで協議が整いました。
ただし、2人の少数会派の特別委員会への参加は、今回は見送りとなってしまい、今後の課題です。
設置される特別委員会は以下の通り提案される予定です。
●大都市行財政制度調査特別委員会
●新基本計画等策定調査特別委員会
●防災・危機対策調査特別委員会
最後に、議場でのヘルメット着用も持ち越しで、各会派で話し合ってくることとなっていました。
前回は全員強制にするか否かで議論沸騰しましたが、
「個々人の自覚と責任において自分の身は自分の判断で守りましょう。議場にヘルメットを持ち込むことは認めましょう。」
という結論となりました。防災ずきんも可となりました。
小学生になったような気分ですが、「肌身離さずヘルメット」を強制されることにならなくて、良かった・・・。
他には、議員団幹事の4年間の割り振りや、議会広報に使う写真の確認、意見書の提出などについて事務的な連絡です。
意見書については、自民党から3本提案されていますので、それを各会派でこれから検討します。
なお、議会運営委員会の委員配分については、他にもさまざまな考え方があります。他の方々のブログも参考にしてください。
自民党小川議員
http://www.ogatoshi.com/blog/2011/05/post-62.html
共産党福永議員
確か、３１日まででしたよね。
明日あたり、行ってみたいと思っています。