ここは、緑区小山町にある古民家です。
土気NGOのみなさんが運営しています。
5月16日、市長選が告示されて二日目の夜、ここで土気NGOのみなさんと熊谷市長との対話会が行われました。
選挙が告示されると、候補者は朝夕の駅に立ったり、人通りが多い街頭で演説をしたり、大勢に集まっていただいて個人演説会を開催したりして政策を伝えて指示を広げる活動を展開するのが一般的です。
ところが、今回熊谷市長は少人数の集まりにも出向き、そのグループが取り組んできたことから見える市政の課題を聞き、市長の思いを伝えるような意見交換を積極的に行っています。
この日は、マニフェストの中にあるビジョン5「緑・里・農を活かした千葉市ならではの都市づくりと環境政策」を題材に、緑の管理、公園の民間運営を取り巻く市民と行政と事業者との三者の協働のありかた、里山の保全と活用、などについて踏み込んだ意見交換が為されました。
メモを取る熊谷市長の姿が印象的ですが、選挙期間中には要望を一方的に伝え、選挙後は「あとはよろしく!」とお任せにするような雰囲気はここにはありませんでした。
今回の意見交換をキックオフとして、今後はさらに市民が参画できる方法をお互いに構築していこう、ということになりました。
千葉市の大きな魅力でもある緑深い地域や農業をどのように守っていくかは大きな課題ですが、それを行政に任せるのではなく、また行政から一方的に任されるのではなく、ともに進めていこうという熊谷市長が掲げてきた「ともに進めよう!未来へつなぐまちづくり」が、まさにここにありました。
毎日毎日、伐採した木を積んだ車が家の前を通ります。
空き地ならいざ知らず、森をどんどん伐採するってどうなんだろう?本来「エコ」が売りなソーラーなのに?と違和感を感じます。
風景もかなり損なわれます、
森林の持ち主が管理しきれない問題も知っており、悩ましい問題ではありますが、こういうことも課題として取り上げていただけると嬉しく思います。市長には、ぜひ1度、ご自分の目で見ていただきたいです。千葉市だけの問題ではありませんが。
緑深い内陸部の様子を、もっとよく知ってもらわねばと思います。
市長選が終わったら、まずは実態を知り知らせる企画をたてたいですね。