昨日は、千葉市全体の投票率の低さやつかみどころのない民意、支持のひろがりなどについてあれこれ考えました。
結果的に漠とした感想になりました。
千葉市は政令市ですから、ここでは少し具体的に、区ごとの傾向はどうなっているのか、電卓をたたいて整理してみました。
有権者数と投票率と熊谷市長の得票数は、選挙管理委員会から公表されたものです。
そこから、得票率を出してみると、高い順に
中央区→緑区→稲毛区→美浜区→若葉区→花見川区
となっています。
千葉駅ビルのリニューアルから中心市街地開発に対する不満を抱えた中央区、海辺の開発に対して取り残された感のある内陸部の緑区の得票率が高いことが意外です。
「幕張ばかり」と言われ続けてきた美浜区の得票率は高くはないのです。
確かに、その点は三期目のマニフェストでしっかりフォローされています。
候補者も演説の中で強調していましたが、マニフェストがある程度読まれていたのであれば、今後の市民との協働も市民側から提案しやすいと思います。
一方で、絶対得票率は高い順に
美浜区→稲毛区→緑区→中央区→若葉区→花見川区
となっています。
絶対得票率が示すものは、候補者自身の浸透度(支持の基盤)なのでしょうか。
投票結果を区ごとに眺めていると、あれこれ妄想が広がりますが、選挙のまとめはこのあたりにして、明日からのブログはまたいつもの日常について書き留めていこうと思います。
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