福谷章子のまちづくり

さまざまな役割を持ちながら暮らす中で、日々出会い触れ合う人々、街、文化、自然、出来事についてつづります。

アイスキャンディーよりも木を植えよう ~炎天下の稲毛海岸にて~

2017年05月22日 | 議会活動&千葉市政


千葉市長選挙が始まっています。
熊谷俊人市長を応援していますが、今回は事務所内で広報関係のサポートをしています。
なかなか外に出られませんが、告示後Webやマスコミ対応が落ち着いてから、一日一講のペースで候補者の演説を聞いています。

中間の日曜日(5月21日)には、鈴木直道夕張市長も応援の駆けつけてくださり、市内を熊谷市長とともに街宣してまわりました。
その最終演説を、稲毛海岸駅で聞きました。

夕張市はご存じのとおり財政破たんをし、鈴木市長は30歳の若さで市長に就任して夕張市の立て直しをはかってきた人です。
その応援演説は、自らの政治体験に基づくものでした。

【 鈴木直道市長の演説概要 】

・夕張市は厳しい財政再建で人口が30%減ったが、財政再建は地域再建と合わせてやるべき。2期8年で借金を減らしていった熊谷市長の考えと成果に共感している。無駄な支出を絞る一方で、企業を誘致し雇用を促進して12億の税収を得る手腕は、難しいバランスをよくとっていてすばらしい。
・2020年のオリンピック以降は確実に人口は減る。だからこそ3期目は未来に向かって取り組んでほしい。
・「ともに進めよう!未来へつなぐまちづくり」というマニフェストには多くの施策が挙げられ総花的だという人もいるが、一つの争点で闘う選挙ほどこわいものはない。たくさんの約束は、やらねばならないと候補者に負荷をかけるもの。それを敢えて行う熊谷さんは、日本全体の若き市長を代表するパイオニアだ。

【 熊谷俊人市長の演説概要 】

・就任当時、不足していた特養を徐々に増やした一方で敬老祝い金をカットし、批判を浴びた。困った時に、あって良かったと思えるものを残していくことが未来に責任を持つことだ。
・この炎天下、みなさんは木の下に集まって演説を聞いている。茂った木陰がありがたい。ここでアイスキャンディーを配れば、その時は冷たくて美味しくて甘くて嬉しいかもしれないがあとは何も残らない。これまでの政治はそうだった。一方樹木はこの先も茂り、集まる人々を気持ちよくさせる。これからは、目先のことではなく将来のことを考える政治にしていかなければならない。
・ひとりの市長でも、7千人の職員でも、このまちは良くならない。97万人一人一人がそれぞれに市政に参加することで、まちを良くしていきたい。ともに木を植えていきましょう。

どちらの話もとても心に響きました。
子どもたちが近づいてくるたびに、膝まづいて向き合う熊谷市長の顔は、パパの顔でした。
  

告示後に、さまざまな場面で聞いた候補者の思いを、投票日までに一つずつ伝えていきたいと思います。




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