福谷章子のまちづくり

さまざまな役割を持ちながら暮らす中で、日々出会い触れ合う人々、街、文化、自然、出来事についてつづります。

農業も社会の課題

2014年12月02日 | 議会活動&千葉市政
これまでにも、農作業とは全く縁が無いわけでもなく、
気まぐれの域を出ないけれど、プレイファームと称して、
畑で野菜づくりにチャレンジし、子どもたちが土と触れ合う活動もしました。
そういった趣味の域を脱し、本業の話をじっくり聞いて、あらためて考えさせられました。
今日は、紅葉が美しいからと友人に誘われて、午後から緑区が誇る農村地帯へ足を運びました。

そして、築300年の農家から出てきた84歳のおばあちゃんと暗くなるまで立ち話をしました。

畑は雑草が生えないように一応は、うなっておくけれど、
作物育てるとかえって金がかかるからそのままにしてあるよ。

肥料やマルチや薬なんかの方が野菜の売上よりも高いよ。
外国から飛行機で安い野菜がどんどん入ってくるでしょう?
テーペーペーとかいうあれでますます悪くなる。
一時期農協の仕事が忙しくてね。
農家の人手が取られて家の農作業をするのは婆さん一人になって、田がひえだらけになったよ・・・。
           

身の上話に織り交ぜながら、そんなことを聞かせてくれました。
昨日と今日は悪天候で、農作業も中断ばかり。
予定通りに仕事が進まないのも農業の特徴です。
この豊かな大地、もう農家だけでは守りきれない。
しみじみ、そんな風に感じます。

今議会に、乳牛育成牧場の指定管理者の指定議案が出ています。
酪農も気になるところですが、千葉市には牧場も結構あるのです。

牛さん、どう思う?
と問いかけながら、今日は半日農村地域にいました。

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