千葉市には、食育のための計画があるのをご存知ですか?
食生活の変化と、食品の安全性や食料自給率の低下などが深刻となり、国は平成17年7月に「食育基本法」を施行しました。
千葉市では、平成21年に「千葉市食育推進計画」を策定し、その中で、ライフステージを7つに区分し、その特徴と行動指針を示しています。
http://www.city.chiba.jp/hokenfukushi/kenkou/kikaku/download/syokuiku_keikaku_all.pdf
- 妊娠授乳期
- 乳幼児期(0~5)
- 学童期(6~11)
- 思春期(12~18)
- 青年期(19~39)
- 壮年期(40~64)
- 高齢期(65歳以上)
という具合ですが、我が家は現在ステージ6で、その年代の行動指針は、
「生活習慣病を予防するとともに、次世代に食文化を伝えよう」
ですが、特徴は「社会や家庭いおいて重要な役割を担う時期」なのだそうです。
それを知って、ちょっと反省しました。
というのは、ここ数年、閉店間際のスーパーでお惣菜を買って帰り、お皿に並べてチャンチャン♪ということが多いからです。
議員活動と家事と両立させることが、立派な女性のように言われますが、とんでもありません。
料理は、そんな片手間に出来るような代物ではありません。
作って片づけるだけならそんなことも無いでしょうが、献立を考える、それも家族の嗜好や健康管理、そして経費やごみの処理のことまで考慮に入れると、マネージメント能力無くしてはなし得ないのです。
かくして、料理と向き合う精神的な余裕もなく、手作りにはこだわらない日々を送っていました。
幸いなことに、この年末年始は時間に余裕があり、久々にキッチンの主になれました。
三が日を過ぎた主のミッションは、食材在庫一掃大作戦。
使いきれなかった材料や、作り過ぎて残っているおかずをリメークして何とかテーブルに載せ、家族の胃の中に押し込みたい。
そのチャンスは残り二日という頃に、リメークを楽しみました。
最近、リメーク食が流行っているそうです。
その日はこんな夕食です。
わずか~な牛肉をたっぷりの野菜ですき焼き風に煮て、卵でとじて、わんさかあるように見せる増量大作戦。
人気が無くて残ったゴロゴロポテトサラダに、きゅうりの薄切りとビーンズを混ぜ込んでリメーク大作戦。
すき焼き煮の使い残し野菜と、暮れにいただいたスモークささみをポン酢で和えて、バラエティー大作戦。
どーだ!
これで、あと一日冷蔵庫を引っ掻き回して、今後しばらくお役御免にしていただきたいと、切に思いました。
まだ残っていた丸餅は、冷凍庫に放り込みました。
そうそう、食育の話でした。
まずは、誰かと一緒に楽しく食べること!
それが、命をつなぎ、人と人とをつないでいくよ・・・。
ということを、取りあえず次世代に伝えたい、これに尽きると思います。
「食」は、あたりまえのこととしてないがしろにされがちですが、大切なことなのですね。
自給率を高めることに、もっと意欲的になれると良いなあ・・・と思います。
カロリーベースの自給率が38~40%と言われていますが、食べ残し、消費期限切れ廃棄物は「ゴミ問題」としても考える必要のある大切な事です。