今日は数ヶ月前から予約していた、お友達のMMさんちのスペシャル自宅レストラン“シェ・○○(お嬢ちゃまの名前)”にやっとこさ呼んでもらえました~。
旦那さまが腕をふるった特製ひよこ豆のカレーや柿の天ぷら、ひじきのマリネ、そして蓮根と高野豆腐のタンドリー風。ベジーな料理はどれも、身体に優しくて美味しゅうございました。デザートはリクエストに応えてくれてリンゴのタルト。ん~、この自然な甘みがたまらない。この味を知ってしまったら、もうコテコテのアップルパイには戻れないわ。MMさんご一家ありがとう
ところで、この日もMMさんと同じレシピでもオーブンが違ったりするだけで、同じ味にならないよね、という話に。
ブログにレシピを載せると意外にも多くの方が試して作ってくださるのだけれど、私のオリジナルを食べたことがある人だと“同じような味にならなかった”という感想をいただくことが多いんです。
そこで・・・私自身もまだまだ試行錯誤中(!)ではあるけれど、今日は少しだけタルトクラストのコツをば。
私のレシピは油を極力抑えたいので、ポロポロの生地になることが多いです。んが、きちんと粉は混ざるようにタルト型に手でプレスするようにぎゅっぎゅっと押し込めるとクッキーのようなサクサクの生地になりま~す。
でもね、クッキーっぽいクラストがいいか、パイっぽいのがいいかはお好みで。
兄嫁さんの作るタルトは絶品で、材料も同じなのにどうして違いが出るのか先日聞いてみたら、兄嫁さんの場合は冷蔵庫で一晩(あるいは冷凍)寝かせてから使うそうです。こうすると生地がなじんでなめらかなより一般のパイ生地に近いものに。
ポロポロでなく、ある程度麺棒で伸ばせる生地の場合は、折っては重ね、折っては重ねと層を作るのもコツ。
あとは、オーブンの火力(電気力)はそれぞれだけれど、焼きすぎ一歩手前くらいまでよおく焼くほうが美味しい。大体の人は生焼けというか粉っぽさが残ってしまっているみたい。
どれも、なあんだそんなこと、って感じだけれど、ここで差が出るようです。
おっと、一番大事なこと。“美味しくなあれ。美味しくなあれ。”と心の中で唱えながら食べてくれる人の顔を思い浮かべてありがとうの気持ちを込めるのをお忘れずに。
1gでも計算が違ったらダメという西洋菓子と違ってナチュラルスイーツの魅力はか~な~り大雑把でよいところ(んふ、私向き)。でも、その分、そのときどきの素材の味(かぼちゃやお芋などは特に)によって甘みを変えたり、粉によって水分を変えたり、そういう意味ではよりナチュラルな感性(これも野生の勘!?)も求められるところ。そんなところが好きなんだなあ。
ナチュラルスイーツは、何と言っても素材の味が生きるところなので、素材だけにはとことんこだわってほしいなあ。間違っても、普通のスーパーで売られている安い小麦粉は、ポストハーベストがこわいのと、粉自体に風味や力がないから選ばないでくださいね。必ず国産で。
ヘルシーというだけが理由じゃあない。スイーツを作りながら、キッチンで自然の恵みを感じられるから好きです、ナチュラルスイーツ。普通のスイーツ好きの人にも美味しいと思ってもらえるよう、もっともっと上手になりたいなあ。
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そうなの、どうしても粉っぽくなってしまうのよ。
なーるほど!わかりました!
ところで、実はこの間、アーモンドプードルがなくて、かわりに片栗粉を入れてみたら、サクサクになったよ。これも面白いよね!
いやいや~楽しかったでーす。
そうそう、片栗粉入れるとサクサクになるよね。
アーモンドプードルは一般受けする味にするには
入れたほうがいいけれど、家族だけならなくても
いい気が。
ふふふ、またMaoMaoちゃんのスイーツ食べさせてね♪