以前にも書いたけれど、インドの家庭と日本の家庭を比較した写真に昔衝撃を受けたことがあります。『地球家族』という世界の平均的家族の持ち物と暮らしをレポートする写真集で、「申し訳ありませんが、家の中の物を全部、家の前に出して写真を撮らせてください」というユニークな企画。ごっちゃごっちゃの日本家庭とあまりにもシンプルなインドの村の家庭。こんなにも人はシンプルに暮らせるんだなあ、と感動を覚えたものです。
そんなシンプルな暮らしのお手本、インドの家庭ならどこでも作るという
“青空チャパティ講座@極楽寺メタアナン邸”
に日曜日は行ってきました~。コチラ、ALOHASカーニバルのスピンオフ企画。
知ってました?インドでは北の一部をのぞいてほとんどナンな食べられてないんですって~。それよりチャパティ。毎回チャパティなんですって。
うわさに聞いていたアナン邸は築80年の素敵な古民家で不思議とインドの伝統文化と溶け合っていました。こういうのって、つくづく内容だけでなくその空間も大事だな~、って思います。公民館でやってたらここまで楽しめなかったかも。最後は子供たちが縁側をぐるぐる走り回って大運動会と化してましたが・・・思いっきり騒がせてくれた寛大なアナン邸のみなさまに感謝。
さてさて、魅惑の講座。暮らしもシンプルなら料理もシンプル!チャパティは全粒粉を水デコネコネして焼いただけのパンなので、粘土感覚で子供でもできちゃうのです。これに色んな種類の豆を駆使したスパイシーな具材をはさめば、なんとも色鮮やか。簡単なのに、なんなんだ、この楽しさは。
チャパティって日本でいうとおにぎりみたいなものなのかな。その都度握り、塩むすびだけでも美味しい。でも、たまには中に具を入れてそのバラエティさを楽しんだり。どちらにも“手”から出るパワーが込められてる気がするぞっ。
シンプルといえば、このときあるママさんが即席スリング(抱っこひも)を持っていたのですが、これがもう素敵で。インドネシアのロンボク島に行ったとき島の人がみなしていて教えてもらったというもので、単なる一枚の布なの。それをくるくるっと肩に回して、端っこをひょいと折り込んじゃえば子供の体重にも耐えられるというシンプルな仕組み。伝統柄の布自体も美しいし、布に戻せばがさばらず、敷物になったり、ブランケットにもなったりとなんともまあ便利。
これよ、コレいまシチュエーションごとに合った抱っこひもが売っててなんだかいくつも購入しなきゃいけないような気にさせられるけど、シンプルだと使い勝手も何通りにもなる。過去に回帰したいとは思わないけれど、過去のほうがはるかに智恵を駆使して、便利なものがあるぞっ。
思えば日本人はシンプルライフの達人だったのにな~。狭い部屋でもちゃぶ台たためば、夜には布団が敷ける。布団だってベットと違ってしまえちゃうもんネ。
モノ増やすより智恵増やしたほうがいいと思う今日この頃。そして、結果的にそれらはエコなのよね。インドやモンゴル(ゲルなんて家族一部屋だもんね)のようにシンプルに暮らし続けている国の人たちや、過去の日本を探ってみたらいっぱいヒントがありそう
シンプルなほうが想像性があって楽し~い。シンプルばんざ~い。
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いつも楽しく&尊敬の眼差しで拝見しております♪
チャパティ行きたかった~~~
残念~~~
ホント楽しそうな会ですね~~~
そして、チャパティ=日本のおにぎりみたいなもの
という文に「はあ~なるほど~」って思いました。
結果的に、モノを増やすことはいつでも出来るのですよね。
私もその前に智恵を養いたいです…
もうすぐ引っ越しなので(車で5分ですが)
これを機にシンプル生活、見習いたいです。
あら~、コメントありがとうございます♪
チャパティ講座、第二弾も企画中ですので、次回は
ぜひぜひ。
そして、お引越しされるのですね~。今度は海側
かしら?引越しはモノとおさらばするいい機会です
よね!また話聞かせてくださ~い。