市長賞の庭へ

　　

シルバーウィークは近場でちょこちょことおでかけ。
そのうちの一日は父の元同僚のお宅を一緒に訪問してきました～。
というのは、そちらのお宅、その圧巻なガーデニングで市長賞を取ったそうなのです。お～、それはぜひ見に行ってみたい！
なんでも、その方、新築注文住宅にたった５年しか住んでいないのに、そちらを売り払って今回の建売に移ったそうで、当時そりゃあもう奥さまはご立腹だったとか（笑）。でも、見て納得。丘の上にたつ建売新興住宅地はセンスのよい町並みでまるで海外のよう。２階のリビングの向こうに見えるのは丹沢連峰。１５０坪くらいあるという土地は変わっていて、その半分以上が斜面なんです。普通だったら何もされないこの斜面をみなさん素敵なガーデンに仕上げていて、どのお宅もそれはそれはもう素敵で。枕木で階段を作り、家庭菜園あり、花園ありで、チビも登ったり降りたり大喜び。写真にはその全貌が写らないのが残念なのだけれど、こういう景色は見たことなく、とっても新鮮。写真真ん中の椅子はこちらのご主人の手作りで、バーカウンター用の椅子のように座る位置が高いの。この椅子に座ってテラスから庭をゆったりと眺めるというわけ。
DIYが得意なご主人、いろんなものを手作りしていたのだけれど、なかでも私のハートがつかまれてしまったのは、写真右の太陽のオブジェ。吹き抜けの高い位置に飾ってあって、これまた写真にはうまく写らなかったのだけれど、とても素敵なモチーフでした

父と同じく企業戦士として生き抜いてきた世代。だけど、考えがとっても柔軟で、気に入った景色があれば移り住むそのしなやかな感性、なんかいいなあ。日本だと、なんだかマイホームを手に入れたらもうそこが終の棲家で、ある意味人生ある程度決まっちゃった感があったのだけれど、気に入ったところがあったら移って・・・と、そういうのもアリなんだなあ、と。

というわけで、我が家もマイホームを決めちゃったわけなのだけれど、そこが終の棲家とは考えてはいませ～ん。海外にも住みたいし、一度は相方は古民家暮らしもしてみたいだろうし。夢を持つのは自由だからね～、夢は大きく語っておきましょう