なんだかずーっとブログを書けない日々が続いていました。書きたいことは山ほどあるに、なんだか書けない。真面目なことばかり書くのもなんだか気が重いし、かといってお気楽極楽なのを書くのもちょっと違う・・・と悶々。落ちてたわけじゃないです。むしろ普通に笑って楽しく過ごせてるけど、でも心の片隅にはいつも痛みがあるという感じ。
原発事故で身にしみたのは、「声をあげない、意見を表明しないというのは賛成と同じだ」ということでした。
もう後悔するような未来に手を貸したくない。手を貸さないとかいう消極的なレベルではなく、もっと具体的に素敵な未来を作るために動かなくっちゃ、気持ちだけが焦って行動がついていかない日々。
ところで、署名とかって、どうしても価値観の押しつけのような気がして、人にすすめるのは得意ではなかったのですが、これも声をあげることの一つなんですよね。
さて、今回は原発ではなく、遺伝子組換に関しての意見です。農林水産省が遺伝子組換の承認に関して、パブリックコメント(一般からの意見)を求めていてこの締切が21日(火)までです!えー、承認されちゃったのぉ?知らなかった・・・では遅いけど、まだ間に合う!明後日よぉ~。急げ~。
この原発のどさくさに紛れてこそっとやるなぁ~、と思わず毒を吐きそうになりましたが、押さえて、押さえて。このブログは品格を保つんでしたわ。ほほほ~(←え、いつから?)
だから、あえて、「反対の声を送ってください」とは言いません。
賛成でも反対でも、自分で調べて納得して、自分のご意見を送っていただければなあ、と思います。賛成の人も反対の人も一緒に真剣に考える、逆の立場の人をやりこめるのではなく・・・。きれいごとかなあ?でも、「自分で考える」というのが一番大事だと思うんです。そうしたら、違った意見の人にも寛容になれる・・・ああ、私にもああいう勉強不足の時期もあったよなあ、って。人はみな時期や段階がある。
私は身近に何人か「遺伝子組換の何が悪いの?むしろ未来への希望なんじゃないの?」っていう人たちがいて、あまりの信頼ぶりに反論すらできなかった経験があります。でも、みんな知らないだけでいい人たちなんだよなあ・・・だから複雑で。ただ、面白かったのは子供を産むとガラっと変わったこと。「やっぱり何か不自然!子供には食べさせたくない!」って。出産という原始的な体験をすると鈍ってた野生の勘が戻るのかなあ?いや、子供がテレパシーで働きかけてくれるのかも?
私自身は反対だから、どうしても反対派の意見ばかりが目についてしまうけれど、賛成派の意見を読んでるとこれまた面白い。当たり前だけど、至極まっとうに聞こえてくるから不思議。「きゃ~ん、遺伝子組換っていいことづくめ♪ 」ってな感じで(いや、もはや思わないけど、そう思う人がいるのは理解できる)。以前テレビで遺伝子組換米の特集をやっていて、「これ食べて風邪がひきにくくなる体質になるなんて、医者いらずで素晴らしいですね♪」ってアナウンサーが言っていた・・・。どっひゃ~ん。
こうやって、賛成の意見も読んでいくと、もうどの情報を信じていいのか分からなくなる人もいるかもなあ・・・そんなとき、私が判断の軸としているのは↓
◆ 誰がどんな思い(志)ではじめたものなのか
◆ 背景にどんなものがあるのか(表に出てこない利益の構造など)
の2点かな~。あとは直感で!
遺伝子組換って便利なところがコワイ。“人間のための効率”という観点から始まったさまざまなものが、最終的には自分の首を苦しめるということ、そろそろみな気づき始めてきた頃じゃないのかなあ。
私は人間中心でなく、自然と共生する志が好きなのですー。
遺伝子組換技術を提供する企業が利益を独占するような仕組みになっている背景も見逃せませんよっ。儲けたいんだから、お金がないと農業ができない仕組みにするのは当たり前のことで、結果自殺するしかない貧しい国の人たち・・・そんな姿を求めてる人っていないんじゃないかなあ。だって24時間テレビ見て涙する人がほとんどでしょう?(個人的にあの番組の狙った感は好みではないくせに、しっかり号泣)。世の中基本いい人ばかりなのだから、よーく考えればどうすることが未来にとっていいのか、おのずと答えは出るハズ。今回は日本に関してだけれど、がんばって無農薬で取り組んでる人たちの土壌まで、風に乗ってきた遺伝子組換で汚染されるのを見たくない。うん!
また、安全性に関しては、さまざまな学識経験者が安全だと言っていますが・・・
学識経験者・・・これ、結構トリッキーでなので、注意です。原発も同じでござんした。ずーっと安全だってエライ教授たちが保証してきてたじゃないのよぉ。個人的には耳貸してなかったけど、あれじゃあテレビしか見ない人は信じちゃうのも不思議じゃあない。安全性に疑問を唱えた学者は研究費がおりず、助手止まりで出世できなかった。同じ匂いがぷんぷんしますぞっ。
そんなわけで、ぜひ、これを読んじゃった方はご自分の意見を農林水産省に届けていただければ嬉しいです。ひとごとじゃないと思った方は、しつこいようですが火曜日までです!
農林水産省の遺伝子組換え承認に関するパブリックコメント情報はこちら↓
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/nouan/110523.html
そのまま意見を投稿するのならこちらのフォームから↓
https://www.contact.maff.go.jp/maff/form/b3da.html
ちなみにワタクシは今年の目標に『批判しない』をあげておりますので・・・初心忘れず、品格を保つためにも(?)、怒り、非難をぶつけるのではなく、相手の良心に訴えかけてみました。カーネギーが提唱している“相手の美しい心に訴える”というやり方です。イエ~イ、私ってば大人。
責められると身を守りたくなるのが人間。だったら、相手を嫌な気分にさせずに、一人の人間として美しい行動を取ってもらえるよう働きかけたほうがいい。北風より太陽!しかし・・・ああ、どうしてこれが家庭ではできぬのでしょうか?・・・切実な個人的課題です。
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学識経験者の件や、ほとんどの事、エンロハさんの意見に同感です~!推進派の意見も、ごもっともと思いつつ、何か違和感。
人間が自然をコントロールする、って所かな?原発のように想定外の事態が自然界で起きてからじゃ遅いのに。
私もブログに書こう書こうとして、未だに書けず仕舞い。。。キツくなっちゃうからな~(-_-#)
コメントありがとう!違和感、うやむやにしない
で大切にしたいよね♪
ふふふ、ブログに書くとキツくなっちゃうかあ。
空模様さんらしくていいと思うけど!
ただ、相手にも自分と同じ思いで同じような
意見を持ってほしいと思って署名をお願いしたり
すると押しが強すぎるのかも?情報提供して
問題提起をするのはじゃんじゃんしてよい気が
するわ。その後の答えや意見は個々人の自由と
してネ☆