今日、ばあばは神戸の離宮公園へ 「バラの花観賞」 に出かけ、じいじが珍しく留守番。そして、このブログを書いてます。
写真はご存じ、立川談志(故人)と北野武(ビートたけし)である。
この二人、実は談志さんが亡くなるまでは ”大嫌い” だった。 でも、最近は二人の著作や関連図書を読んで、きらいではなくなった。 が、しかし、好きにはなれない。
談志さんは天才落語家で、落語を 「イリュージョン」 の世界にまで、昇華させたらしい。笑ってしまうのは、生前に自分の戒名を「雲黒斎(うんこくさい)立川流家元居士」として、死後家族はどこお寺にも受け入れてもらえず、困ったらしい。
彼の死後、家族や弟子たちは「だんしがしんだ」(回文になっている)を本のタイトルや落語のネタにしているのには、とてもついて行けない。
たけしさんの方は周知のとおり、世界的なマルチタレント(?)で、永六輔さんをして 「天才を通り越して、『神様だ』 と言わしめた。
好きにはなれないけれど、尊敬できる共通点は、二葉亭四迷(親か誰かに、『くたばってしめい』と言われたのがペンネームになった)が提唱していた、「言文一致」 を具現化しているところだ。
つまり、彼らの文章は、通常の会話調そのものなのだ。 たけしさんなどは、すべて 「おいら・・・・」で通している。
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