T工業高校卒業生の先輩後輩で、淡路旅行のついでに母校を訪ねた。私には三十数年ぶりである。
昔のままなのは、正門を入ってすぐにある「蘇鉄の木」だけだった。校舎その他はすべて新しいものに変っていて、全く記憶の彼方である。
学校そのものも工業高校と水産高校が統合されていて、名前もT高等学校になっていた。しかも当時は皆無だった女子の姿も結構見かけたし、制服も学生服からブレザーにネクタイという変わりようで、ノスタルジーを感じることもできないくらいの変貌ぶりだった。当たり前のことではあるが、少しだけ失望した。
これも当たり前のことだけれど、案内してくれた先生は5歳年下だった。
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