高砂の空に飛行船が・・・(ばあば撮影)
『フイルムメーカーが、映写用35ミリフイルムの製造を中止し始めている』との、新聞報道があった。
あの、フイルム独特の柔らかい映像と、回転する時の 「カタカタカタ・・・」という音が大好きだ。 うまく説明できないが、あの音色が何とも心地よいのだ。だから、フィルム映写機での上映を原則としている、シネマクラブの会員にもなっている。
ところがだ。先日、そのクラブの例会に参加して驚いた。なんと、デジタル映写機での上映で、非常な違和感を覚えた。 「シネマクラブよお前もか!」 の心境である。
映画製作会社にとっては、制作が容易でコピーの作成も簡単なので、コストが安いらしい。ただし、映写装置は非常に高価なので、小さな映画館などにとってデジタル化は、死活問題になるようだ。
時代の流れと言われてしまえば逆らえないが、アナログ人間としてはさびしい限りだ。