獅子丸のモノローグ

☆気まぐれ不定期コラム☆

ステップワゴンでお墓参り

2017年08月12日 | CARS&F1


 今年のお墓参りは、我々一家4人に加えて、母と叔母を連れて計6名で行くことに。
 ウチのレガシィ2.0i(5MT)には乗りきれないので、ミニヴァンをレンタカーで借りた。




 ホンダの「5代目ステップワゴン」である。
 お借りしたグレードは、「G・Honda SENSING」(税込メーカー希望小売価格2,847,600円)。
 フロントマスクは「3代目日産セレナ」に似ていないこともないが、グラッシーなサイドビューは、なかなか印象的だ。


 まずは運転前に、インテリア&ユーティリティチェック。
 インパネはブラック基調で、精悍なイメージである。
 しかしながら、ステアリングが革巻きでないのは、手のひらに汗をかきやすい体質の私には、やや残念なところ。


 また、インパネシフトはこの手のクルマの定番であるが、「シフトレバーが邪魔となり、運転席から空調操作がやりにくい」のは、個人的には大きなマイナスポイントといえましょう。


 インパネ右側下方には、左リヤスライドドアの開閉スイッチが付いている。
 背の低い子供や握力の弱ったお年寄りがそこから乗り降りする際には、大いに重宝することでありましょう。
 また、ここには運転席用ドリンクホルダーが配されている。


 リモコンミラーやパワーウインドウのスイッチ類は、オーソドックスなデザイン。
 そのチタン調のパネルやドアトリムの配色が、なかなかお洒落。


 フロントガラス上方には、運転支援システム「Honda SENSING」のユニットが装着され、前方を監視。


 デジタルメーターは、ステアリングの上から俯瞰するタイプである。
 AピラーやA'ピラーは細めで、立つ角度も吟味されており、前方視界は大いに良好。


 また、助手席側Aピラーの根元には、ホンダの一工夫である「サイドビューサポートミラー」が装着され、「通常は運転席から見えない左フロントタイヤの前方」の状況確認をサポート。


 スクエアなボディと天地の大きな窓で、室内は解放感にあふれ、車両感覚は非常に掴みやすい。


 陽射しを和らげる「ロールサンシェイド」は、スライドドア両側に装備。




 ブラウンのシートカラーは、落ち着きと安らぎを演出してくれる。
 

 「コンビニフック付シートバックテーブル」は、ファストフードを車内でいただくときに、大いに重宝。


 身長165cm・体重73kmで、ヒップライン厚めの私でも、「1~2列目間のウォークスルー」は容易である。


 2列目シート天井には、後席用エアコンのコントロールユニットを配備。


 スクエアで背が高いクルマなので、リヤゲートを開く際には、後方に大きなスペースを要する。
 スーパーの駐車場などで、後ろにピッタリクルマを付けられると、開閉できなくなるという難点がある。

  
 だがしかし。そんな悩みを一気に解決するのが、この「わくわくゲート」なのだ。
 この「縦にも横にも開くバックドア」を見て、妻や母は「なんか右からも左からも開く冷蔵庫みたい!」と感心していた。


 そして、お墓参りに出発。
 運転手は、当然ながら、私。助手席には妻が佇み、2列目には母と叔母、3列目は娘たちで、計6人でのプチグランドツーリングである。

 娘たちは、その広い室内空間に感激し、「このクルマ大きいんだね~!楽しい!」と大いに喜んでいた。
 そこで私は、「実はこのクルマは5ナンバーで、ウチのBPレガシィと比べると、むしろ3.5cm幅が狭く、たった1cm長いだけなのだよ。ただ、高さは38.5cmも高いから、それが広さに効いてるんだね」と、薀蓄をたれたのだった。

 大人6名乗車でも、このクルマの搭載する1.5リッターダウンサイジングターボエンジンは、痛痒なくこのクルマを加速させる。
 その静粛性も満足いくモノで、走行中でも3列目席の娘たちと1列目の我々夫妻が、普通に会話が出来る。
 2列目席に座っていた母と叔母の話し声に至っては、うるさいほどであった(^^;
 乗り心地も、固すぎず柔らかすぎずで、ほぼ不満は無い。
 ステアリングフィールについては、直進時はまあまあイイのだが、やはりカーブではやや曖昧というか心もとない感じで、過剰なくらいに減速したくなる。まあ、そのくらいのセッティングの方が、むしろドライバーに安全運転を促すのだと、好意的に捉えようではないか。
 また、特に左折時。ステアリングがスローなので、自分の予想よりも曲がってくれなくて、切り足さざるを得ない場面が幾度かあったことも、日記には書いておこう。
 

 そして、ステップワゴンをニッポンレンタカーに返却に行く際。
 3列目にみずから座った長女が、妻が運転するマイレガシィを撮影してくれた。
 私がこの写真を見て初めて気づいたのが、このステップワゴンのリヤウインドウの熱線プリントが、「縦に通っている」ことである。
 これは他のクルマではあまり見られない特色で、なぜそのようにしたのかは、ミステリアスで謎に包まれている。




 さて、このレンタカーが1泊2日で走破した距離は98.8kmで、平均燃費計は10.6km/Lを示していた。


 レンタカーは「満タン借りの満タン返し」なので、返却先になるべく近いところで給油したところ、このステップワゴンが飲みこんだガソリンは、9Lであった。
 満タン法だと98.8km÷9L≒11.0L/kmと、燃費計にかなり近く、むしろ若干イイ数字。
 このクルマの燃費計は、かなり信頼性が高いと、私は認定する。


 さて。1泊2日のこのクルマのご利用料金は、税込28,944円であった。
 これは、高いのか安いのか。
 それとも、最初からファーストカーをミニヴァンにした方がいいのか・・・については、議論の分かれるところでありましょう。

 私の選択は、今のところ、「今後もレガシィ2.0i(5MT)に乗り続け、6人以上乗らなければいけない際にミニヴァンを借りる」です。
 その辺は、ライフスタイルとか家庭の事情で、それぞれその人に合った選択をすればいいのです。それでいいのです


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