獅子丸のモノローグ

☆気まぐれ不定期コラム☆

妻の帯広土産

2017年03月22日 | モノローグ

 妻と次女が、春休みを利用して、帯広に日帰り旅行に行ってきた。
 幸いなことに、私にもお土産を買ってきてくれたので、それをご紹介しよう。



 まずは、「豚丼クッキー」。


 販売者は(有)南製菓MS。
 原材料の「香料(豚丼フレーバー)」が、お味の決め手と思われる。




 ほんのり後味に残る「豚丼のたれ」のような、甘じょっぱい醤油のかほり。
 だが、それはあくまで「かほり」にとどまり、強烈な主張はしない。
 落としどころをわきまえた、大人のお味のクッキーといえましょう。
 まあ、私個人としては、かつての「ジンギスカンキャラメル」の域ぐらいまで派手にやってくれた方が、面白かったと思うのだが・・・



 そして、さらには。
 マイワイフは、「りくべつ鹿カレー」&「豚丼チョコ」なるモノも、買ってきてくれていた。



 さて。妻の帰りが遅かったその日。
 ディナーとして、「りくべつ鹿カレー」をいただいた。
 その紙箱のデザインは、メルヘンで、ほのぼのした美しさを感じさせる。
 

 陸別町は、環境省より「星空の街」に認定されたことに加え、1月~2月の最低気温平均がマイナス20℃の、日本一寒い町なのだそうだ。


 そして、原材料名のトップに、燦然と輝く、鹿肉!
 私が「鹿肉食推進派」であることをおもんぱかって、この製品を買ってきてくれた妻に、感謝感激西城秀樹である。


 レトルトパックのデザインは、アルミ素材そのままの、あっさりしたもの。
 「あくまでも、中身で勝負」といった意気込みの、表れなのでありましょう。


 我が家のかしこいIHクッキングヒーター「パナソニックKZ-T363S」で、湯煎すること、5分。


 「りくべつ鹿カレー」。いざ実食である。
 そのルーの色は、まさにチョコレートブラックではありませんか!
 さらにそのお味は、なんと言いましょうか、「密度が濃いのに粒立ち細かい」まろやかさ!
 辛さもイイあんばいで、レトルトの枠を大きくはみ出した、プレミアムな旨さである。


 ゴロンとでっかい鹿肉。
 それは噛みごたえに富んでいるが、不当に固いワケでもなく、咀嚼する歓びを感じさせるモノ。
 「カレーまみれ」なゆえか、妙なクセのようなものは、まったく感じられない。
 素直にウマいと言い切れる、満足いく肉塊であった。
 鹿肉の流通が軌道に乗り、安価に提供される日が来ることを願って。
 私は、今後もじゃんじゃん、鹿肉を積極的にいただきたい。



 そしてその日は、おつまみとして、豚丼チョコをいただいた。


 販売者は「十勝味クラブ NC」。
 原材料を確認した限りでは、そこに「豚丼」を感じさせるモノは、見つけられない。


 板に描かれた星座たちの絵柄が、なんとも可愛らしい。
 そして、そのお味である。
 それは、ビター系の、フツーにウマいチョコレートであった。
 正直言って、そこに「豚丼感」を見いだすのは、なかなかむつかしい。
 強いて言えば、後味が、ちょっとだけ「豚丼のタレ」っぽいかなぁ・・・(気のせいかも)。
 例の「ジンギスカンキャラメル」には「やりすぎ感」があったとはいえ、ひるがえってこの「豚丼チョコ」は、むしろ、ちょっと「遠慮し過ぎ」かもしれない。
 もっと、トリッキーに「豚丼感」を出していただいてくれた方が、個人的には、嬉しかったのだが。個人的には・・・


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