獅子丸のモノローグ

☆気まぐれ不定期コラム☆

「味確認(みかくにん)」の「さっぽろ黒みそラーメン」

2013年11月09日 | 麺’s倶楽部

    
 晴れた土曜の昼下がり。札幌市北区屯田の住宅街にある「味確認ラーメン」に潜入。
 ココは私が小学生の時に開店した、由緒と歴史あるお店。その当時の屋号は「とよ川」であった。

    
 赤・白・黒の3種の味が愉しめる、正統派札幌ラーメンのお店なのだ。

    
 12時04分に入店。
 私の予想とは異なり、店内は大いに賑わっており、小上がりは満席・カウンターは空き2席で、5名でやってきた団体さんが入店をあきらめて出ていくという状況だった。
 私がオーダーしたのは、「ピリッと辛味が個性の深い味」というキャッチフレーズの「さっぽろ黒みそラーメン」(700円)である。
 厨房では、時折「ぶわっ!」と火の手が上がり、カウンターで待っていた私の顔面にも、その熱気がほとばしる。

    
 そして12時12分、それは目前に着丼。
 湯気がまったく立っていないため、極めて写真を撮りやすい。
 油膜がフタをして、湯気を封じ込めているからなのだ。

    
 西山製麺の麺は、鮮やかなイエローで、ご覧の通りピッチピチの活きの良さ!
 加えて、その温度も、しっかりと熱い。
 住宅街の一角にたたずむラーメン店とは思えないほどの、本格派のウマさである。

    
 もやしのシャキシャキ感も、見逃せないチャームポイント。

    
 メンマは、通常のラーメン店のそれの2倍ほどの量がインストールされている。
 これまた、嬉しいボーナスポイントだ。

     
 加えて、ほろりと柔らかいバラチャーシューも、なんと2枚入り!

    
 そして、黒みそスープ。
 その色は、「黒」というよりは、どちらかといえば「赤」である。
 濃厚かつまろやかな黒みそに、赤唐辛子の辛さがピリッと利いたそれは、私の味蕾細胞にジャストミート!

    
 しっかりと張ったその油膜は、熱さを逃さず、そのスープは最後まで冷めない。

    
 12時22分に、全てが私の体内に。
 丼に描かれたU.F.O.は未確認飛行物体≒味確認という、クスッと笑えるオヤジギャグ。
 正直言って、ヒマつぶしのつもりで訪れたこのお店だったが、いやあ、あなどっていた。
 地元の方に愛される理由もよくわかる。私も、このラーメンは愛さずにはいられない。
 とりあえず、年内の目標が決まった。「白みそ」と「赤みそ」もいただいてみなければ!


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
味確認 (ジン)
2013-11-09 23:03:27
私の食べたくなりました。
「とよ川」とは違うラーメンなのでしょうか?
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とよ川 (獅子丸)
2013-11-09 23:09:11
ジンさん、こんばんは。

作っている人は、「とよ川」時代と同じ人だと推測されます。
私にとっても遠い記憶ですが、今の味は、「とよ川」時代よりも、大きく前進しているように思われます。
いやあ、ココ。あなどれないです。食してみてくださいネ!
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Unknown (通りすがり)
2014-01-17 21:29:57
元とよ川懐かしい…
元同級生がいたんだよなぁ
よく出前とって食べてました
おいしかったな
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出前ラーメン (獅子丸)
2014-01-18 15:35:17
通りすがりさん、こんにちは。

とよ川のラーメンですが、私も小学生の頃、主に土曜日のお昼、出前でいただいていました。
あの当時、「鳥若」というラーメン屋さんもあって、そこの醤油ラーメンも出前してもらっていました。
どちらも、子供心に響く、ウマさだったです。
ああ、懐かしい・・・
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