9月6日に千歳で開催された「フレンチ・ブルー・ピクニック」のご報告。今回は「シトローエン編」をお届けします。
登場から1990年までの約40年間、基本設計をほぼ変えずに作られていたという2CV。
コスト低減のために使用された曲率のまったく無いサイドドアガラス。ほぼ同じ時代に「DS」を作っていたメーカーとは信じがたいほどの潔さである。
GSとCX。’70年代初期に登場したこのエアロフォルムの5ドア車は、あの頃の日本では奇妙キテレツなシロモノにしか見えなかったものだ。ところがどうだろう、今売れているプリウスやインサイトは、まさにこのカタチではないか!
地味に素晴らしいのが、このAXである。この手のイベントでお目にかかったのは、これが初めてかもしれない。このクルマは、かつてはマツダの「ユーノス店」でも販売されており、私は5ドアのTRSに心魅かれていたものだ。
ウエストラインが低く、広いグラスエリアのサイド・ビュー。ホイールが3穴というのが、また泣かせる。
そして、このリヤエンドのえも言われぬギクシャク感が、シトロっぽくて素晴らしいのだ。
キャッツ・アイ仕様のBX。塗装のヤレ具合が、これまた秀逸。実用に使い倒しながらも、遊びゴコロを忘れない。フランス車の正しい乗り方かもしれない。
キックアップした、XMのサイドウインドウのライン。このクルマに大統領が乗るフランスという国は、やはり奥深い。
クサラ。この時代のシトローエンは地味なスタイルのせいもあってか、やや日陰の存在で、出会うことは稀である。ZXとか、サクソとか・・・また、クサラやサクソは日本においては、語感が悪過ぎたのかも。サクソは、一時は「シャンソン」というネーミングで売られていましたネ。
さてお次は、「らしさ」を取り戻した、新世代のシトローエン。丸目4灯にモディファイされたC2は、なかなか精悍。
C3の丸いルーフは、2CVへのオマージュなのだろうか。
C4は、早いもので登場後4年以上が経過した。
センターメーター・センターフィックスステアリング・パノラミックルーフ・シートの色遣い・・・この室内空間は、まさにシトローエンならではのアヴァンギャルドさに溢れている。素晴らしい。
初代C5も、マイチェン後は非常に良くなった。
やはりシトローエンには、好事家の心を摑む、何かがある。
欲を言わせて貰うなら、アミとか、ヴィザとか、メアリさんに会いたかった。
そして、昨年は参加していたDSさん!あのふわふわと深く沈みこむシートで、私は溺れてみたかった・・・
登場から1990年までの約40年間、基本設計をほぼ変えずに作られていたという2CV。
コスト低減のために使用された曲率のまったく無いサイドドアガラス。ほぼ同じ時代に「DS」を作っていたメーカーとは信じがたいほどの潔さである。
GSとCX。’70年代初期に登場したこのエアロフォルムの5ドア車は、あの頃の日本では奇妙キテレツなシロモノにしか見えなかったものだ。ところがどうだろう、今売れているプリウスやインサイトは、まさにこのカタチではないか!
地味に素晴らしいのが、このAXである。この手のイベントでお目にかかったのは、これが初めてかもしれない。このクルマは、かつてはマツダの「ユーノス店」でも販売されており、私は5ドアのTRSに心魅かれていたものだ。
ウエストラインが低く、広いグラスエリアのサイド・ビュー。ホイールが3穴というのが、また泣かせる。
そして、このリヤエンドのえも言われぬギクシャク感が、シトロっぽくて素晴らしいのだ。
キャッツ・アイ仕様のBX。塗装のヤレ具合が、これまた秀逸。実用に使い倒しながらも、遊びゴコロを忘れない。フランス車の正しい乗り方かもしれない。
キックアップした、XMのサイドウインドウのライン。このクルマに大統領が乗るフランスという国は、やはり奥深い。
クサラ。この時代のシトローエンは地味なスタイルのせいもあってか、やや日陰の存在で、出会うことは稀である。ZXとか、サクソとか・・・また、クサラやサクソは日本においては、語感が悪過ぎたのかも。サクソは、一時は「シャンソン」というネーミングで売られていましたネ。
さてお次は、「らしさ」を取り戻した、新世代のシトローエン。丸目4灯にモディファイされたC2は、なかなか精悍。
C3の丸いルーフは、2CVへのオマージュなのだろうか。
C4は、早いもので登場後4年以上が経過した。
センターメーター・センターフィックスステアリング・パノラミックルーフ・シートの色遣い・・・この室内空間は、まさにシトローエンならではのアヴァンギャルドさに溢れている。素晴らしい。
初代C5も、マイチェン後は非常に良くなった。
やはりシトローエンには、好事家の心を摑む、何かがある。
欲を言わせて貰うなら、アミとか、ヴィザとか、メアリさんに会いたかった。
そして、昨年は参加していたDSさん!あのふわふわと深く沈みこむシートで、私は溺れてみたかった・・・
あのフロントウインドウにブルーのペンでサインされていたC4のオーナー様ですネ!フランス車には大学時代からあこがれていたのですが、なかなか購入するふんぎりがつかず、現在に至ってしまいました・・・ちなみに、友人のクルマは106ラリーです。
それにしても、「Hトラック」も来ていたとは!我々取材班が居た時間帯にはいらっしゃらなかったようで・・・来年もこのイベントには、必ずや駆けつけます!
我慢できずコメントします(笑
フランス車に乗っており、FBPに参加しています。
(室内を撮影していただいたC4のオーナーです)
非常に楽しいこのコラム。
これからも試乗インプレにグルメ・お酒などなど、
UPを楽しみにしております!
シトロエンは、ホントに個性的で、その「ヘンさ」加減が素晴らしいですネ!
やはり、極めつけは「DS」ですね。いつか運転できる日が来るといいのですが・・・やはり、買うしかないのでしょうか。
シトロエンはほんと、不思議な車が多いですね。
こちらお台場で行われる”ニューイヤーミーティング”に、クラッシックカーが集まります。
そこへ毎年「DS」を持ってくるお店があって、そこの店長(たぶん)がこの車を熱く語っています。
「ハイドロニューマチック」や舵角応答のヘッドランプとかとか。
「シトロエンを扱うときは白衣をまとい」というのは驚きですネ!やはり、それだけ壊れやすい・・・いや、繊細なクルマということなのでしょうね。
実は今回のこのイベントにエグザンティアも居たのですが、家に帰ってから確認すると、なんと写真を撮り忘れていた模様で・・・返す返すも残念です。
エグザンティアは、あの「小林彰太郎」氏も愛車にしていたようですネ!
→http://blog.goo.ne.jp/motorshow/e/4a51a0609b24009f0d58a82418981b8e
ユーノス店の従業員皆さんはシトロエンを扱うときは白衣をまとい、シトロエンに対するその取り扱いは特別待遇と言う感じがしました。
その頃のエグザンティアは最近では見かけなくなりましたが、ユーノス500のRの美しさ対極にいるエッジが美しい車だったと感じてました。