獅子丸のモノローグ

☆気まぐれ不定期コラム☆

ミニ・クラブマン&新型スマート

2008年04月05日 | CARS&F1
 我々取材班は、最近日本に投入された欧州車である「ミニ・クラブマン」と「スマート・フォーツークーペ」を見学してきた。共に試乗はしていないので、ここでは大まかな印象のみを語ろう。
  
   
 まずは、「ミニ・クラブマン」。黄色と黒のツートーン・カラーが粋である。阪神タイガース仕様にするのもカッコイイかも・・・
   
 なぜか、サンバイザーが運転席の天井横側にも装着されている。必然性があるのかどうかは謎だが・・・
   
 やはり、このクルマのキモは、80mm延長されたホイールベースと右側に装着された「RX-8」のような観音開きドアであろう。その間延びした姿は、なんだかダックスフントを彷彿とさせて、可愛らしい。
   
 このように、センターピラーレスの開口部はガバッと開く。後席への乗降性は確かに良さそうなのだが、左側通行の我が国では、子供が出入りするには危険がアブない。イギリスも左側通行なのに、なぜ?
   
 どうやら、ボディ左側には「給油口」があるために、物理的にリヤドアを設置できなかったというのが真相である模様。

   
 そして、新型スマート「フォー・ツー」。このクルマはRRである。試乗出来なかったのは大いに残念。
   
 エクステリア・インテリアの意匠が、スウォッチ的で楽しい。
   
 ラゲッジスペースは、こんなところ。2人の手荷物やスーパーでの買い物程度には充分な容量であろう。

 この2車。それぞれデザインが楽しいが、実用上はどうかといったところ。ミニ・クラブマンのスペース効率はどう逆立ちしても日本のフィットやスイフト等のコンパクトFF車には敵わないし、スマートに関しては、もっと安い値段であの素晴らしい三菱の軽自動車i(アイ)が買える。やはり、日本国内においては、デザインや雰囲気を気に入った人が買う、かつてのスペシャリティカー的な位置付けとなってしまうのであろう。いやあ、日本車も、やっぱ優秀なのだなあ。

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