獅子丸のモノローグ

☆気まぐれ不定期コラム☆

カマキリ成長記

2007年07月04日 | むしむし大行進
 さて。6月6日に誕生したカマキリたちの、その後の経過をお伝えしましょう。
  
   
 6月18日。私が恐れていたことが、ついに起きてしまった。先日カマキリちゃんのエサ用にと購入した「サシ」が、数十匹ほど一気に羽化して、いわゆる「キンバエ」になってしまったのだ。飼育ケース内をビュンビュン飛び回るキンバエに、まだ1齢幼虫のカマキリちゃんは、手も足も出ない模様。ううっ。

   
   
 6月21日。残った3匹のカマキリのうち、2匹が脱皮して、2齢幼虫になった。体の大きさも、ふたまわり程は大きくなった。

   
 6月24日。1齢幼虫のままだったカマキリちゃんが、どちらかの2齢幼虫に捕食されて、ついに残るは2匹となってしまった。あせった私は、カマキリのエサ用に、アブラムシかなにかの付いた植物はないかと、近所の園芸店を物色した。そうすると、小さな黒い芋虫が数匹ほど付着した山椒の苗(90円)を発見。これはおそらくはアゲハチョウの幼虫。申し訳ないが、カマキリちゃんのために、身も心も捧げていただくことにした。合掌・・・

   
 7月4日。帰宅すると、朝には2匹いたハズのカマキリが、1匹しかいない。どうやら、強いほうのカマキリの犠牲になってしまった模様。28年前に飼育した時と同様、やはり狭いケースの中でコレを飼っていると、複数匹のカマキリは共存できないのだ。ああ無常。ケースを分けるとか、もっと工夫すべきであった。
 ちなみに、アゲハの幼虫のうち1匹は順調に育ち、終齢幼虫となった。これだけの大きさの差がつけば、カマキリちゃんに捕食されることなく、立派なアゲハチョウに育つことであろう。今となっては、こっちの方も楽しみだったりして・・・

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2 コメント

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何と言うドラマ・・・ (路渡カッパ)
2007-07-04 23:21:57
とうとう1匹になったのね。草むらの狩人にも
厳しい試練があるものですねぇ・・・
結局、最後に残るのはアゲハ蝶のような。
(¨)nnnnn
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カマキリ食糧難 (獅子丸)
2007-07-05 18:28:42
路渡カッパさん、こんばんは。
なかなかカマキリの体の大きさに似合った生餌を探すのがタイヘンで・・・
子供の頃なら虫取り網を持ってハエとかを捕まえるのに抵抗は無かったのですが、今の私が仕事から帰宅して、虫取り網を持って近所をうろついていたら、いかにも「怪しいオジサン」風に見られてしまうと思われるものですから。困っております。
私も、今ではアゲハちゃんの羽化の方に望みを託しているのです・・・
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