その日の昼食は、エースコックのカップめん「SOUL RED 松田優作 スパイシーレッドヌードル」であった。
松田優作氏も、没後20年とは・・・月日の流れの速さを、感じずにはいられない。そして自分が、すでに彼の享年を越えてしまっていることに、あらためて驚愕する。
フタを開けると、麺が斜めに傾いており、お湯を入れる前からなんだかソウルフルである。
さて、お湯を入れ、「後入れ調味油」をフタの上で温めて、待つこと3分。
なんということだろう、この「後入れ調味油」は、まるで鮮血のように赤い!ここで私の脳裏には、あの「太陽にほえろ!」のワンシーンが鮮やかに甦った。
麺は弾力のある、角刃の麺。そしてニンニクがポイントとなっていて旨いのだが、やっぱ辛いことは辛い。カラダには、とても悪そうだ。だがしかし、松田優作氏の魂に報いるためにも、ここでこのカップめんを残すことは、私にはどうしても出来ない。ハートと胃腸を燃えたぎらせて、完食いたしました。