現在では、ブルーバードといえば「シルフィー」になってしまったが、15年前には、こんなヤツがいた。
その名は「オーズィー」!オーストラリアから逆輸入されていた5ドア車である。
このカタログは、このクルマがオーストラリア産であることを、そこここに主張していて、うれしくも可笑しい。
成約すると、もらえてうれしいプレミアムプレゼントは、カンガルーのぬいぐるみ!
これって、今も持ってたら、もっとプレミアムなのかも・・・
なぜか、このクルマには「ヘッドホン」が標準装備であった。
どうやら「リアシートでは、ヘッドホンで音楽を楽しむ」のがオーストラリア流儀のようである・・・
このオーズィーが存在した頃の、「U12型」といわれるブルーバードが、私にとっては最後のブルーバードらしいブルーバードであった。
あの頃のブルーバードには若々しさがあって、大学生が乗ってもさほど違和感のないクルマだったのだ。
今ではすっかりユーザー層が高齢化してしまって・・・
しかし、このオーズィーってクルマには、私はあまり会った記憶がない。
現在でも、数は少ないと思うが、オーズィーを飼っている方もおられるようだ。
私と出会う日が来るまで、大切に乗っていてほしいものですネ。