皆さんおはようございます。
三徳山は、良い天気になっています。
気をつけてお出かけ下さい。
ウクライナ軍司令官の遺体をマリウポリで発見、親ロシア派幹部が発表
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ロシア国営タス通信によると、
ウクライナ軍海兵隊の司令官の遺体が南東部マリウポリで見つかった。
親ロシア派幹部が17日、明らかにした。
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投降していたとされるウクライナ海軍司令官が、
殺されていたことにショックを受けました。
大型巡洋艦「モスクワ」(約1万2500トン)が黒海沖で沈没したことは、
プーチン大統領にとって、非常にショックだったようです。
多数の死傷者が出たようです。
これが戦争の現実です。
私たちは、安全な場所で世界のニュースを見ることができます。
ウクライナ軍兵士も、ロシア軍兵士も、
一人の指導者や幹部の侵略計画で、多くの死傷者が出てしまいました。
本当にこれで、ロシアの国民は幸せになれるのでしょうか・・・・。
国土を広げて、幸せになれるのでしょうか・・・・。
人々を殺して、幸せになれるのでしょうか・・・・。
私たちは「戦争は、かならず国を衰退させ、破滅させる行為である。」ということを
学ばなければなりません。
また、それを後世に伝えていかなければなりません。
そして、戦争で勝っても、何も得られないことを証明していかなければなりません。
戦争がいかに、馬鹿馬鹿しいことであり、愚策な事であるのか知らなければなりません。
だからこそ、他の国の主権を尊重していかなければなりません。
他国の領土を奪う行為は、絶対にしてはなりません。
だからこそ、自国を守らなければならないのです。
今日は、仏教のたとえ話「雪山童子」という話を紹介します。
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昔、ヒマラヤ山に真実を求める行者がいた。
ただ迷いを離れる教えを求めて、 そのほかは何も求めるものがなく、
地上に満ちた財宝はもとより、神の世界の 栄華さえ望むところではなかった。
神はこの行者の行いに感動し、その心のまことを試そうと鬼の姿となってヒ マーラヤ山に現われ、
「ものみなはうつり変わり、現われては滅びる。」と歌った。
行者はこの歌声を聞き、渇いたものが水を得たように、
また囚われたものが 放たれたように喜んで、これこそまことの理である。
まことの教えであると思い、 彼はあたりを見まわして、
だれがこの尊い詩を歌ったのであろうかとながめ、そ こに恐ろしい鬼を見いだした。
怪しみながらも鬼に近づいて、「先ほどの詩はお まえの歌ったものか。もしそうなら、続きを聞かせてもらいたい。」と願った。
鬼は答えた。
「そうだ、それはわたしの詩だ。しかし、わたしはいま飢えているから、
何か食 べなくては歌うことができない。」
行者はさらに願った。
「どうかそう言わずに、続きを聞かせてもらいたい。
あの詩には、まことに尊い 意味があり、わたしの求めているものがある。
しかし、あれだけではことばは終わっていない。どうか詩の残りを教えていただきたい。」
鬼はさらに言う。
「いまわたしは空腹に耐えられない。
もし人の温かい肉を食べ、血をすすること ができるならば、
あの詩の続きを説くであろう。」
これを聞いた行者は、続きの詩を聞かせてもらえるならば、
聞き終わってから、 自分の身を与えるであろうと約束した。
鬼はそこで、残りを歌い、詩は完全なものとなった。それはこうである。
「ものみなはうつり変わり、現われては滅びる。
生滅にとらわれることなくなりて、静けさと安らぎは生まれる。」
行者はこの詩を木や石に彫りつけ、やがて木の上にのぼり、
身をおどらせて 鬼の前に投げ与えた。
その瞬間、鬼は神の姿にかえり、
行者の身は神の手に安らかに受けとめられた。
「大般涅槃経』より
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「この世に変わらぬものはない。香り高く咲き誇る花もやがて散り、
この身もいずれ朽ち果てる。それが浮世の、変わらぬ定めなり」と言う言葉があります。
これは、紛れもない真実です。誰も否定することができません。
今、この戦争をすることで、誰が得をするのでしょうか・・・・。
人間は、いつ気がつくのでしょうか・・・・。
では、明日も、あなたにとって良い日でありますように。
ツイテル。ツイテル。
ありがとう。感謝。感謝。
喜べば、喜び事が、喜んで、喜び連れて、喜びに来る。