皆さんおはようございます。
三徳山は、良い天気になっています。
気をつけてお出かけ下さい。
今日は、とても良い天気で暖かいです。
花見も今週で最後のようです。
皆さんも、感染対策をして楽しんでいただきたいと思います。
昨日、三朝町内で山林火事がありました。
とても乾燥していますので、皆さん気をつけましょう。
また、非難が強くなりそうです。
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【リビウ共同】
ウクライナ東部ドネツク州政府は8日、
同州クラマトルスクの駅にロシア軍のミサイル2発が着弾し、
子ども5人を含む50人が死亡したと発表した。
ロシアがウクライナ東部で攻勢を強める中、
市民が退避を急いでいたさなかの攻撃。
同国メディアによると、女性や子どもを含む約4千人が駅に集まっていた。
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駅の中に、民間人が避難していることはロシア軍も分かっていたでしょう。
また、欧州メディアによると、キーウ近郊ブチャの市長は、
見つかった320遺体の9割に銃撃痕があったとし、
意図的な殺害だった可能性を強く示唆しました。
ついに、民間人を標的にした攻撃を堂々とするようになりました。
戦争は、「人権侵害のデパート」だと言われます。
殺人・窃盗・脅迫・性犯罪・誘拐などなど、何でもありです。
これらの犯罪が、きちんと国際社会が「許さない。」という意志を示していくことが大事です。
この戦争は、ウクライナはもちろんですが、
ロシアにとっても、また、世界中の国々にとっても、
良い事は、何もありません。
ただ、軍事兵器が使用され、民間人が犠牲になっているだけです。
伝教大師の言葉に、
「怨みをもって怨みに報ゆれば、怨みは止まず。
徳をもって怨みに報ゆれば、怨みはすなわち尽く。」という言葉があります。
「怨みに対して報復で応じれば終わりがなく意味がない、
相手を怨むのではなく、優しい心で許してあげることができれば怨みはなくなる」ということです。
憎い相手を許すことは簡単にできることではありませんが、
伝教大師は怨みがあっても相手を思いやる慈悲の心をもつことが大事と説かれたのです。
ウクライナの人々は、ロシアを許すことなど到底できないでしょう。
ましてや、家族・子どもを殺された人たちにとっては、一生、憎み続けると思います。
伝教大師の言葉は、キリストの言葉と同じようなものがあります。
「目には目を、歯には歯を」と言う言葉がありますが、
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この言葉は、『聖書』(旧約聖書・出エジプト記/新約聖書・マタイの福音書)及び『ハンムラビ法典』両方に記載があった。
旧約聖書では、「出エジプト記21 章24 節」に「目には目、歯には歯、手には手、足には足」と記されており、
同害報復による償いが要求されている。
しかし、新約聖書のマタイによる福音書5 章38 節では、
キリストが「目には目を、歯には歯をと命じられたのを、あなたがたは聞いている。
しかしわたしはあなたがたに言う、悪人に手向かってはならない。
だれかがあなたの右の頬を打つなら、左の頬も向けなさい」と言って同害報復を禁じ、
悪をもって悪に報いることをせず、善をもって悪に報いることを教えている。
バビロニアのハンムラビ王が制定した世界最古のハンムラビ法典は、
民法・商法を中心とした国家の基本法律で全文282 条からなっている。そ
の中の刑罰編に「目には目を歯には歯を」という復讐思想にもとづく条文がある。
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キリストは、
「目には目を、歯には歯をと命じられたのを、あなたがたは聞いている。
しかしわたしはあなたがたに言う、悪人に手向かってはならない。
だれかがあなたの右の頬を打つなら、左の頬も向けなさい」と言って同害報復を禁じ、
悪をもって悪に報いることをせず、善をもって悪に報いることを教えています。
伝教大師と、同じ考え方を教えています。
この考え方は、頭では分かっていても、非常に難しい事です。
ちなみに「目には目を、歯には歯を」という言葉は
「復讐してヨシ」ではなく、「復讐はしすぎるな」という抑止の意図で作られたようです。
「こちらがやられたこと以上の過剰な復讐をしてはならない」と、
過剰な報復合戦を防ぐ目的で条文化されたのではないか?という学説が有力になっています。
つまり「やり返せ!」と煽るのではなく、
むしろ「やられて悔しい人は、同じ程度の復讐をする程度でとどめなさい」という、
抑止の意図でつくられた、と考えられます。
では、明日も、あなたにとって良い日でありますように。
ツイテル。ツイテル。
ありがとう。感謝。感謝。
喜べば、喜び事が、喜んで、喜び連れて、喜びに来る。