帰国以来、友人・知人にフィレンツェのことを話す機会が多いのですが、そこで土産話をしながら強く感じるフィレンツェの魅力を記録しておきます。今後、再訪を続ければ、また変わってくるかもしれませんが、現時点で、何故そんなにフィレンツェに惹かれるのか、何がいいのか・・・
先ず一番には街のサイズです。フィレンツェは、地下鉄、バス、タクシーなどの交通機関を使わずに、自分の足で歩いて回れる規模であることは、本当に有難いことです。
これは旅行者から見た主要スポットをカバーした部分の地図です。
南北だと、両端に当たるサンマルコ修道院(フラ・アンジェリコの「受胎告知」の壁画は感動ものです)とピッティ宮殿とが徒歩で約20分、東西ではサンタ・クローチェ教会とサンタ・マリア・ノヴェッラ教会との間が約15分です。この4カ所を囲んだ枠の中に殆どの有名スポットが収まっており、正に徒歩圏内というわけです。自分の足で廻れるということは自分のペースで移動出来るわけですから、ツーリストにとって大変有難いことです。外国で交通機関を利用することはかなりの緊張になるので、自分の足で歩いていけることは、気分的にどんなにか少ない負担ですみます。また、健康にもグッドです。今回、歩数計は持参しなかったのですが、恐らく毎日1万歩以上歩いていただろうと思います。帰国してみて、体重が200グラムほど減っていましたから(笑)。
もう一つ、私が楽しんだのが街歩きです。よくフィレンツェは街中が屋根のない美術館とも言われますが、美術館と言わずとも、とにかく歩いていて楽しいのです。
これらの写真は街を歩いていて何気なく撮ったものばかりですが、特に目立った観光物、美術品でなくとも、どれもが私にとっては魅力的に映ります。上の地図の多くの道・路地を歩きましたが、それぞれ違った趣があり、無目的に歩いていて退屈しませんでした。どれもが中性の建物・街並みではないのですが(近代のものも多いと思います)、落ち着いていて、心が癒される、いわゆる「癒し系」の街だと思います。因にどこも安心・安全・清潔です、犬の糞を除いて(苦笑)。
癒されると言えば、街中では人優先が徹底していて、車は決してホーンを鳴らすことなく、歩行者が脇に寄るまでじっと待ちます。殆どの道が狭いし、歩道といっても数十センチ程度なので、多くの歩行者が車道を歩くのです。一度驚いたのは、50代と思われる地元の女性が買物帰りに狭い道の真ん中を歩いているところへ後ろからタクシーがやってきました。女性は気付かず、タクシーはホーンを鳴らさず、歩行者の歩くペースでゆっくりと歩行者の後ろをついて進むのです。歩行者が気付いて避けるまで、凡そ50メートル位だったでしょうか、女王が車を従えているようで、思わず見とれてしまいました(^o^)! ヴェネツィアのように車のない街ではありませんが、安心して歩ける街です。
フィレンツェは観光都市としては小さいほうでしょうが、食べることには事欠かず、手軽なレストランがごまんとあるし、自炊するなら大小のスーパーもお惣菜やさんもあります。そんなこんなでフィレンツェがすっかり気に入っています。初回が2000年に4日、二回目が2011年に10日、そして今回が3回目で20日と長滞在しましたが、退屈することなく、まだまだ何度でも再訪したいと考えています。
先ず一番には街のサイズです。フィレンツェは、地下鉄、バス、タクシーなどの交通機関を使わずに、自分の足で歩いて回れる規模であることは、本当に有難いことです。
これは旅行者から見た主要スポットをカバーした部分の地図です。
南北だと、両端に当たるサンマルコ修道院(フラ・アンジェリコの「受胎告知」の壁画は感動ものです)とピッティ宮殿とが徒歩で約20分、東西ではサンタ・クローチェ教会とサンタ・マリア・ノヴェッラ教会との間が約15分です。この4カ所を囲んだ枠の中に殆どの有名スポットが収まっており、正に徒歩圏内というわけです。自分の足で廻れるということは自分のペースで移動出来るわけですから、ツーリストにとって大変有難いことです。外国で交通機関を利用することはかなりの緊張になるので、自分の足で歩いていけることは、気分的にどんなにか少ない負担ですみます。また、健康にもグッドです。今回、歩数計は持参しなかったのですが、恐らく毎日1万歩以上歩いていただろうと思います。帰国してみて、体重が200グラムほど減っていましたから(笑)。
もう一つ、私が楽しんだのが街歩きです。よくフィレンツェは街中が屋根のない美術館とも言われますが、美術館と言わずとも、とにかく歩いていて楽しいのです。
これらの写真は街を歩いていて何気なく撮ったものばかりですが、特に目立った観光物、美術品でなくとも、どれもが私にとっては魅力的に映ります。上の地図の多くの道・路地を歩きましたが、それぞれ違った趣があり、無目的に歩いていて退屈しませんでした。どれもが中性の建物・街並みではないのですが(近代のものも多いと思います)、落ち着いていて、心が癒される、いわゆる「癒し系」の街だと思います。因にどこも安心・安全・清潔です、犬の糞を除いて(苦笑)。
癒されると言えば、街中では人優先が徹底していて、車は決してホーンを鳴らすことなく、歩行者が脇に寄るまでじっと待ちます。殆どの道が狭いし、歩道といっても数十センチ程度なので、多くの歩行者が車道を歩くのです。一度驚いたのは、50代と思われる地元の女性が買物帰りに狭い道の真ん中を歩いているところへ後ろからタクシーがやってきました。女性は気付かず、タクシーはホーンを鳴らさず、歩行者の歩くペースでゆっくりと歩行者の後ろをついて進むのです。歩行者が気付いて避けるまで、凡そ50メートル位だったでしょうか、女王が車を従えているようで、思わず見とれてしまいました(^o^)! ヴェネツィアのように車のない街ではありませんが、安心して歩ける街です。
フィレンツェは観光都市としては小さいほうでしょうが、食べることには事欠かず、手軽なレストランがごまんとあるし、自炊するなら大小のスーパーもお惣菜やさんもあります。そんなこんなでフィレンツェがすっかり気に入っています。初回が2000年に4日、二回目が2011年に10日、そして今回が3回目で20日と長滞在しましたが、退屈することなく、まだまだ何度でも再訪したいと考えています。