しげじいの雑記帳

あんなことこんなこと、老いの生活を思いつくままに、、、、

建国記念の日

2023年02月11日 | 日常雑記

 今朝5時半に起きて外を見たら、昨日の「淡雪」は消えて芝生がしっとりと濡れてました。まさに「干天の慈雨」ならず「干天の淡雪」でした。

     久保田万太郎  「淡雪のつもるつもりや砂の上」

             高浜年尾 「 淡雪の積らんとして力なし」 

 ・「建国記念の日」です。「建国記念日」ではなく「の」が入ります。老人二人の今朝の話題はまだ覚えている「紀元節の歌」、そして昭和15年「紀元2600百年」と「愛国行進曲」、子供のころ覚えた歌、一番だけはまだ歌える。

 ・「建国記念」いまどきの言葉でいえば「独立宣言」か?。古事記では神武天皇の即位の日「皇紀元年は660年1月1日」旧暦を新暦にすると「2月11日」となる。今年は「皇紀2683年」という事になる。というわけで、今日が「神武天皇の即位日で建国記念の日」。記録が残っていないから分からない。二千年も前のはなし、ホントだと思う人も居れば、そうかなぁと思う人も居る。

                                         

・今日の最高気温は14℃で暖かく、3月の陽気とか。きのうの最高気温4℃と10℃の差がある。すっかり晴れた青空に気持ちがいい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪模様

2023年02月10日 | 日常雑記

  ・昨日は陽が暖かく散歩できました。午後は頂いた「金柑」を使ってジャムをつくりました。

  金柑

  ・今日は昨日とがらりと変わり寒い!。

 早朝5時いつものように起床、もちろんまだ外は真っ暗です。雨も雪もまだ降ってません。パソコンでメールを見てからテレビ、天気予報(今日の関東甲信越は大雪です)。湘南の海の影響があるこの辺り、雪でなく雨であればいいと思いました。通勤時間の雪は交通機関も遅れるし、仕事に出掛ける皆さんのご苦労を思います。

 豪雪地帯に住む皆さんが「5㌢10㌢の雪」が「大雪」、これを聞いてどう思われるだろう、家内と今朝の話題は「関東の大雪警報」。午前8時ごろから雪?混じりのような小雨が降り始め、9時過ぎには芝生がうっすらと白くなっています。このまま降り続けば予報通りに降るかもしれません。ということで、きょうは何処へも出かけません。

   雪をみながら、、話題転換、、

 トルコ・シリアの大地震。一万七千人超の死者の報道に心が痛みます。まして冬の寒さの中です。内戦の続くシリアの被災者にとっては「地震・寒さ・内戦」とまさに三重苦です。まるで隣町の災害のように細々と伝えられる現地からの現状を、只みているだけ。心は痛むがどうしようもない。

 世界中からの情報の洪水の中で生きる今の時代、知ることが良いのだろうか、知らないでいるほうが心安らかか、時々そんなことを思う時もあります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

無為自然

2023年02月09日 | 日常雑記

 ・昨夜8時過ぎ、ドアベルが鳴った、家内が出たら、ご近所の人とお婆さん、どうされました?、¨この方がここが家だと言いますので、知らない人です、靴も履かず靴下一枚でこの寒空に歩いているので、聞いたら此処だというので¨、のやり取り、結局警察のご厄介だったか?、可哀そうな老婆の姿だったと家内は言いました。

 ・『無為自然』に生きる幸せを思う歳になりました。宇宙のあり方に従って自然のままであること、言葉は老子の教え。ざっくり言えば「普通に生きる・自然の理に従って生きること」。

 毎朝新聞の死亡欄でお名前「歳」を見ます、自分より若い、同年配のまして同年齢の方、それが気になるのです。そして「今の自分」を思うのです。老いの毎朝です。

 遠く住む親友が軽い「認知症」になってしまった。今朝も早朝6時に電話があった、ここ数日続く、日により時間に関係なく、気になります。あのしっかり者がと思うだけで、涙が出てきてしょうがない。そうかそうか、よかったね、げんきにね、又電話してよ¨、何度も繰り返す同じことのあれこれ、彼の気が済むまで話す、それでいい、お互いの若かったころが何度も出てくる。

 老人は涙もろい、こんな気持ちはなってみて初めて分かる。そして、生涯にもう二度とやってこない「今日」という日を思います。

 ・「三寒四温」の日が繰り返して来ます、春先の変わりやすい天気の日々です。そのあとはホントの「春の陽」が必ず来てくれるでしょう、それが自然の理というもの。人間世界は変わります、「歳歳年年人同じからず」です。ですが、自然は「年年歳歳花相似たり」です、これまでも、これからも。

 桜の花の季節が今年もまた同じように、きっと、来るでしょう、、。

・福寿草

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春のしるしが

2023年02月06日 | 日常雑記

  今日は気温が上がって暖かく、3月の気温になりました、、、調べてみたら去年クロッカスが始めて咲いた日が2月5日でした。寒い寒いと言っていた今年でしたが、一日遅れで今日二つ花を開きました。

 一日違いでしたが、、、植物のもっている不思議な力を感じました、、、

  

       

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

立春、でも、

2023年02月04日 | 日常雑記

 「立春」と聞いただけで、気持ちがすこし暖かくなるような気持ちになります。老人にとって冬の寒さは堪えます。陽当たりの良い垣根の梅が咲いてます。

 ・今日の月齢は13夜です、ほぼ満月、天気が良ければ綺麗なお月さんが拝めそうです。でも今どきの冴え冴えとした月夜はほんとに寒いのです

   「 梅が香に 障子開けば 月夜かな ・小林一茶 」

   ・「立春」、この日は「卵が垂直に立つ」と言われます、試しにやってみたことありますが難しい、塩をまいて立てる、木目調のテーブルがいい、など後日知りました。だがじっくり時間を掛ければこの日でなくても卵は立つそうです。

   「 立春の 卵立て得ず 妻笑ふ ・山口青邨 」

・例によって話題をがらりと変えます、、、

 いまだに続いている何時になったら終わるのだろうか、「世は春というのに」。いまだに続く、破壊と悲しみしの「プーチンロシヤの対ウクライナ戦争」は何度も書きました。そして、まだ続く仏教国ミャンマーの「軍事独裁政権」指導者の行動を思います。彼等に「慈悲の心は無いのだろうか」、何を持って自己の行動を「正当化」するのだろうか。民主化闘争で苦労する人々、日本で暮らす人々を思います。仏様、この現状をどう観ていらっしゃるんですか?

 報道に接する度に老いの二人は何とも言えない気持になるのです。二人共にあの戦争を経験ているせいでしょうか。時が流れ、この国も「戦争を知らない政治家」の時代になりました。同じような時代がまたやってくるような気がしてならないのです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

節分です

2023年02月03日 | 日常雑記

 ・きょうは「節分」です、「立春」の前日です、子供のころを懐かしく想い出します。「豆まき」が楽しみでした。暗くなって近所の家々から「福は内! 鬼は外!」の声が聞こえてくる、それとばかり兄弟そろって豆を撒いたものです。

 明日はもう暦の上では「春」ですが、寒冷前線の南下で連日一桁の寒さです。

     「鎌倉を 驚かしたる 余寒あり ・高浜虚子」

 『節分は邪気を払い、無病息災を願う行事』。昔から季節の変わり目には体調を崩しやすいと言われてます、その「邪気」の象徴の「鬼」を払うため「豆まき」が始まったと聞いてます。

 所によっては煎り大豆でなく「殻付き落花生」を撒くそうですが、殻を剥いて食べるから衛生的?かもしれません。老人は喉につっかえる、誤嚥が怖い、歳の数を数えるのも厄介で、食べる気にもなれず、代わりに同じ大豆、昼めしに小粒の「納豆」を食べました。

                  

 ・話は変わって、

 この頃は「地域猫」の恋の季節で、窓の下で鳴きかわす雄猫のドスの利いた鳴き声がうるさい。猫の恋を邪魔しても悪いと思っていても、いい加減にしろよ!と言いたいときもある。昔も今も変わらない、一茶さんも同じ思いをしたんだろう、

     「 おどされて 引返す也 うかれ猫    ・小林一茶 」

・「太宰府天満宮・鬼すべ」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「老い」続き

2023年02月02日 | 日常雑記

  江戸の狂歌、、

・ 皺がよる ほくろができる、背はちぢむ あたまははげる、毛は白くなる

  ・手はふるふ 足はよろつく 歯は抜ける 耳は 聞こえず 眼はうとくなる

    ・ 身におふは 頭巾えり巻き杖眼鏡 たんぽ温石 しびん孫の手

 老いはいつの時代も同じ、こっちから断っても、向こうから問答無用とばかり、無慈悲にもやって来る、¨あんたもこの歳になってみれば分るよ¨、と言っていた99歳で逝った義母の言葉をなんどもなんども想い出します。

 ・一緒になってから65年目のことしです。まだ歳なりに身体の不自由さは有るもののいまだに「老々介護」の生活とならずでいられる、幸せを思います。¨R子が元気でいてくれるから、そして、二人共に食事制限がなく、なんでも美味しく食べられるし、いつも何かと考えて暖かいご飯を作ってくれる、ありがたい、、それは、お互い様ですよ、貴方が元気でいてくれるからよ¨、折に触れてもう何度も何度も交わした言葉です。

 ・昨日は強い南風が吹く中バスで駅上の本屋さんへ読みたい本二冊。ついでにお総菜屋さんで昼ご飯にと思い寄ったら、太巻きは「恵方巻」、そんな習慣もない、切ってもらい、納豆まき2本も買って帰宅。

 明日は「節分」です、ほんの少しづつ日は確実に延びています、寒さが通り過ぎなければ春はやってきません。

 家内が早々に趣味の「折りびな」を飾っていました。

   

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする