・同系のリゾートクラブが箱根の定宿です。「7月12日に新しい箱根小涌園ホテルが開業します」の利用案内が送られてきました。旧ホテルは昭和34年(1959)4月に開業していますが、長女がまだ幼い頃に宿泊したことを思い出します。その後は和中レストランでの食事、お庭の枝垂れ桜、紅葉や遠くの景色を、ロビーラゥンジでお茶を頂きながら何度も楽しみました。
ホームページも見ました。体験しないで勝手な想像です、間違っていたら申し訳ないと思いながら感じたことなど。
・お部屋その他の施設はともかく、楽しみの食事は一か所のレストラン(ビュッフェスタイル)のみ。それと「簡易バー」で、売店・ラゥンジ施設なし。レストラン利用は朝夕は宿泊客のみ、ランチだけ外部からのお客様が楽しめるようです。ページを見る限りでは以前の様にゆっくお茶を頂きながら、外の景色を楽しむ「場所」が無くなった?。
特に、時代を感じたのは「利用料金のお支払い」が「現金精算不可・クレジット決済かQRコード決済のみ」であること、そして「自動チェックインが可能」であること、「リゾートホテルの都市化」でしょうか。
・老ホテルマンの「リゾートホテル」とは、「日常生活を離れ、緑豊かな自然のなか、満天の星の下で、地方色豊かな食事を楽しみ、働く人の暖かいもてなしと笑顔の交流」が「リピーター」となる。だから「ホテルは人です」「お客様は建物でなく、働く人の気遣いと暖かい交流が記憶に残る」と現役時代は言ってきました、その気持ちは今も変わりません。
このシステムが「人手不足解消・人件費削減・効率化」の一石三鳥となるか分かりませんが、「ひと」がみえない、リゾートホテル「新小涌園」のこれからを注視しています。時代の変化と共にホテルを利用するお客様も変化し、新しいシステムを容易に受け入れる時代でしょうから。老人は時代の変化をしみじみ感じています。
・新しい「箱根小涌園」を観るのが楽しみです。夏の最盛期秋の紅葉の時期が過ぎて、初期運営の時期が過ぎ、ホテルが落ち着いた頃に、ビュッフェランチを頂きに行ってみましょうと家内と話し合いました。
お元気そうで何よりです。
ホテルの在り方が二極化になりそして多くの国が人の質より見た目や利便性システムに重きを置くようになり残念でなりません。
一昔前はホテルやレストランは晴れの日に訪れる非日常を味わう場所で理、人々もそれなりに教養と躾があった為、正装して訪れる緊張とワクワクする場でありました。その為かホテルには独特の良い雰囲気があった事を記憶しております。
先日実家の都合もあって一時帰国した際、久しぶりに常宿の箱根の小田急ハイランドホテルに滞在しましたら、ほぼ何時もと同じゆったりとした滞在とよきサービスと受けたのでホットしました。
お話に出たQRコードが都内のレストランやお店に
目につくようになり、経営者側の都合にばかり偏っているようで残念でなりません。
また、メールにて五位挨拶したく思っております。
猛暑の折、お身体にお気をつけ下さい。
関東甲信越は梅雨中ですが、今年はどちらかと言えば陽性ですね。
急激な気温の上下は身体に響きます。お陰様で二人共歳の割には
そこそこ元気に過ごしています。
コメント有難うございます。
時代の変化と言えばそれまでですが、デジタル社会となり小涌園だけではありませんが、「余裕」をそぎ落としたシステムは「利益率追及」「効率化」し、リゾートホテルの運営が都市化したような感じがします。「あの人がいるからあのホテルへ行こう」、そんな「ひと」が居たホテルを思い出します。
・それはそれとして、最近コメントを「事前承認なし」にしましたので、ご意見がそのまま表示されます、「個人情報」についてご注意の上コメントしてください。個人名その他など、メールでお願いします。またお会いするのを楽しみにしています。