陽が出て暖かい日には、マスクを外し、春の空気を肺一杯に吸い込み、杖を頼りにゆっくりゆっくり外を歩きます。
・良くみると枯れた芝生の根元にはもう新芽が伸びています。日の出時間も6時半になりました。暖かい陽の光は日増しにその強さを増しているように感じます。
「野アザミ」の放射状(ロゼッタ状)の葉は美しい自然の造形です、このカタチのうつくしさ、立ち止まって見とれてました。タンポポの葉も同じようにロゼッタ状の葉に春の陽をいっぱい浴びています。根生葉のように見えますが、夏になれば幹は60㌢ぐらい大きく成長し、棘のある葉を茂らせピンクの花を咲かせます。
ノアザミ
・植物の「葉っぱ」のカタチ、機能を詳しく知ったのは「植物の形には意味がある・園池公毅著・角川ソフィア文庫」です。『葉はなぜ平たいのか、葉の断面の形を考えてみよう、葉の厚みの多様性を考える、葉の大きさと形の意味、茎はなぜ長細いか、根はなぜもじゃもじゃなのか、、、等々』改めてなんとなく視ていた植物がすこし分かったような、そんな本です。