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・昨夜8時過ぎ、ドアベルが鳴った、家内が出たら、ご近所の人とお婆さん、どうされました?、¨この方がここが家だと言いますので、知らない人です、靴も履かず靴下一枚でこの寒空に歩いているので、聞いたら此処だというので¨、のやり取り、結局警察のご厄介だったか?、可哀そうな老婆の姿だったと家内は言いました。
・『無為自然』に生きる幸せを思う歳になりました。宇宙のあり方に従って自然のままであること、言葉は老子の教え。ざっくり言えば「普通に生きる・自然の理に従って生きること」。
毎朝新聞の死亡欄でお名前「歳」を見ます、自分より若い、同年配のまして同年齢の方、それが気になるのです。そして「今の自分」を思うのです。老いの毎朝です。
遠く住む親友が軽い「認知症」になってしまった。今朝も早朝6時に電話があった、ここ数日続く、日により時間に関係なく、気になります。あのしっかり者がと思うだけで、涙が出てきてしょうがない。そうかそうか、よかったね、げんきにね、又電話してよ¨、何度も繰り返す同じことのあれこれ、彼の気が済むまで話す、それでいい、お互いの若かったころが何度も出てくる。
老人は涙もろい、こんな気持ちはなってみて初めて分かる。そして、生涯にもう二度とやってこない「今日」という日を思います。
・「三寒四温」の日が繰り返して来ます、春先の変わりやすい天気の日々です。そのあとはホントの「春の陽」が必ず来てくれるでしょう、それが自然の理というもの。人間世界は変わります、「歳歳年年人同じからず」です。ですが、自然は「年年歳歳花相似たり」です、これまでも、これからも。
桜の花の季節が今年もまた同じように、きっと、来るでしょう、、。
・福寿草