故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.416 「中国の手工芸」のお話。

2015年02月20日 | 日記

私は新潟春節祭の2日目に2人の孫を連れて「中国の手工芸」を楽しむことにした。最初に訪れたブースは“飴細工”である。飴を鍋に入れて温め、その飴をやや大きなスプーンですくいプラスチック製の“まな板”の上に流して「鳥」「蛇」「ドラえもん」の絵や「愛」「福」などの文字を書いていく。

 

まるで筆を使って書いているような鮮やかな手つきである。初日に“飴細工”の名人・張常勇先生とお話をしたので、先生は私の顔を覚えていてくれた。頂戴した張先生の名刺には『中華・泰山糖画“非物質文化遺産項目伝承人”』と書かれてあった。2人の孫を紹介すると「蝶」と「龍」の“飴細工”をプレゼントしてくれた。

 

お礼に私も新潟の名物「笹団子」を先生に差し入れた。次に訪れた場所は“剪紙”という紙切りのブース。この“剪紙”は2006年に中国国家無形文化遺産に登録されたという。63歳の“剪紙”の女性の先生から孫の干支を聞かれた。私が「鶏」と「ネズミ」と答えると、先生の右手に持った小さな鋏が軽快に動き出した。

 

赤い紙が見事に「鶏」と「ネズミ」に変身した。孫は笑顔で「謝謝!!」といって“剪紙”を受け取った。先生は「少し目が疲れるが“剪紙”は楽しいし、自分の生活も充実している。」と私に言って微笑んだ。 

≪中国手工艺品≫

我在新潟春节祭的第二天,带着我的孙子和孙女去欣赏了中国的手工艺品。最开始看的是“吹糖人”。就是先将糖放入锅中温热,然后,用一个稍微大一点的勺子将糖倒在塑料板上,再写成“鸟”、 “蛇”、“哆啦A梦”等形状, “爱” 、“福”等文字。

 

感觉就好像是在用笔写画似的,本领很高超。前一天,我和吹糖人艺人张常勇先生交谈过,所以,这一天,他还记得我。{他给我的}名片上写着:“中华泰山糖画‘非物质文化遗产项目继承人’”。我把孙子和孙女介绍给他之后,他送给我孙子们‘蝴蝶’和‘龙’形状的糖人,作为礼物。作为回礼,我送给他/新潟特产-小竹叶团子。

 

我们下一个观赏的是‘剪纸’展位。剪纸工艺品<在2006年>就被指定为中国国家无形文化遗产。63岁的剪纸女艺人问起我孙子孙女的生肖来,我回答说:“是鸡和老鼠。”之后,艺人就开始用右手轻快地剪起纸来。

  

红色的纸很快就变成了‘鸡’和‘老鼠’。艺人说,虽然眼睛很疲惫,但是剪纸非常有趣,自己的生活也非常充实。

 

“飴細工”の名人・張常勇先生は孫に「蝶」と「龍」の“飴細工”をプレゼントしてくれた

日本でも人気の「ドラえもん」。

バレンタインデーにちなんで「愛」という文字を作られた。

先生から頂戴した「鶏」と「ネズミ」。

 

 

 

 

 



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