序破急

片足棺桶に突っ込みながら劇団芝居屋を主宰している爺です。
主に芝居、時々暮らしの中の出来事を書きます。

チラシデザイン決定!!

2008-09-12 18:21:20 | アート・文化

1_2 劇団芝居屋12月公演のチラシのデザインが決定しました。

今年は劇場の確保がままならず、4月と12月の2回の公演にとどまりました。その為4月公演を終えた時点で、12月公演までに2作品を書こうと着手し7月末に12月公演の台本を脱稿しました。
今現在は来年5月の公演の台本を製作中です。

台本創りに早く着手し順調に脱稿できましたが、オーデションやワークショップなどの劇団行事でチラシ作りも停滞し、ここまでかかってしまいました。

でもようやく。

さて内容です。

「払暁の時・手紙」

【あらすじ】

払暁。それは空にはまだ星が見えるが、朝焼けがやや白み始め、地上もぼんやりとではあるが明るさを持ち始めた頃のことである。

なんの希望ももちえなかった真っ暗などん底のあの戦争末期、レイテ、沖縄の戦いにおいて救国の英雄という冠を戴き、数多くの若者がこの払暁の時に特別攻撃隊として飛び立った。あれから六十有余年の月日がたった。

ある日大槻信夫のもとへ、『特攻隊として戦死したお父上の遺書をお預かりしていているのでお届けしたい』という内容の手紙が来た。差出人は片野という人物であった。不審に思った大槻は待ち合わせ場所を近所のローカル線の駅の改札口とした。

果たしてその手紙の差出人は誰か。また、その遺書の内容とは。

語られることの無かった、名も無き戦士の歴史が今解き明かされる。

陸軍航空隊の特攻作戦で、出撃したが已むおえぬ事情で還って来てしまった特攻兵とそれを取り巻く人間達の話になっています。

お時間のある方はぜひご覧ください。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿