いやあ!!こたえたこたえた。
20度前後の気温からいきなり30℃越えは厳しい。
何とか水分補給をマメにやった為に事なきを得ましたがね。
やっぱり人間70を超えると順応性というのがなくなりますな。
気を付けなければなりません。
これからは特にね。 . . . 本文を読む
夜のとばりに包まれている事務所。
遠くでパトカー。
毛布に気付き。
寿々子 「そうか・・・寝ちゃったんだね」
寿々子、写真を箱に詰め、よろめきながら立ち、毛布を畳む。
母屋に明かりが点き、一郎が顔を出す。
一郎 「あれ・・・起きたか」
寿々子 「ええ」
一郎 「・・・あれだ、酒残ってるだろう」
寿々子 「ええ、ちょっと」
一 . . . 本文を読む
第三場
寿々子と亡き父の語らいは続いていた。
どこかから歌う父の声が聞こえた様な気がして寿々子は幼稚園の運動会でのダンス「アブラハムの子」を口ずさむ。
やがて興に乗った寿々子は、そのダンスを披露する。
寿々子 「アブラハムには 7人の子
一人はのっぽで あとはちび
みんな仲よく 暮らしてる
さあ おどりましょう
右手(右手)
左手(左手)
右足(右足)
左足(左足)
あたま . . . 本文を読む
2場その2
線香を上げたから帰ろうとする寿々子。
この通夜だけは一緒に居てあげてという叔母美子の懇願に渋々従う。
組合員を帰した組合長の昭典は寿々子と一杯やって帰るといい全員での献杯を所望する。
昭典の目的は寿々子の父がいかに組合の為に貢献した立派な人間であったかを教えようとすることであったが、それは寿々子には的外れな試みであった。
寿々子にしてみれば父が仕事に献身的であった事は . . . 本文を読む
第二場 その一
通夜式も滞りなく終わり、大広間に残っているのは食事をする町内の手伝い方と酔っぱらった組合員ばかりになった。
通夜式の給仕をしていた礼子やかほりも一息つき、事務机の遺影に献杯をする。
亡くなった宗一郎は恩人とも言える人であった。
親しい間柄の新也も遺影に献杯して帰る。
葬儀委員長である昭典が帰ろうとする時、お清めの時間に中座していた美子が寿々子を伴い来る。
美子は寿 . . . 本文を読む