序破急

片足棺桶に突っ込みながら劇団芝居屋を主宰している爺です。
主に芝居、時々暮らしの中の出来事を書きます。

料亭老松物語9

2014-07-12 11:56:35 | アート・文化

五場後半。

初めて温厚な大吉の怒りに触れたスエはシオシオと美代松を後にする。

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そもそもの圭吾と時江の馴初めを知らないスエにとって、現在の時江の心情を慮ることしかで
きなかったのである。

大吉は圭吾にその訳を時江に伝えてくれと懇願するが、圭吾は頑なに拒否する。
そして老松の現状を問いただすのであった。権藤の件や大栄産業の件を聞いた圭吾は老松乗っ取りの危機を予感する。
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圭吾の行動は早かった。青年部の貞二夫妻を呼びその調査を依頼するのだった。

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第6場へ続く。

 



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