第39回公演オーディション&ワークショップが25日に終わって一週間。
次回公演出演者がいよいよ決まり、台本作成に掛かろうとしています。
今回のオーディション&ワークショップでの本公演出演者は3名。
なかなか個性的なメンバーです。
内容はまだお話しできる段階じゃありません。
さてどんな人生を覗いて頂きましょうかね。
先ずは私の苦しみの時間が始まりました。 . . . 本文を読む
昨日無事に中野ザ・ポケットに小屋入り。
掲示板には予告のチラシが貼ってありました。
で、朝早くからの仕込みです。
何もない舞台。
ここに「美代松物語」のセットが立ち上がります。
今日は場当りです。
しょ照明も舞台も準備ができました。
後は本番の為の調整が役者込みで行われます。
今日が重要なのです。
一丁褌を引き締めて行きましょう。 . . . 本文を読む
光子 「それじゃ、みんな手打ちといこうか」
光子を囲み集まる一同。
見守る勝利と太郎。
光子 「勝ちゃんもおいでよ」
勝利 「えっ、私もですか」
佐知 「そうよ、大家さんなんだから
美樹に太郎をと促す光子。
美樹 「お父さんも」
太郎 「俺はいいよ・・・」
光子 「あたしの所には一度も顔を見せなかったけど、この
横丁のお客さんでしょう」
佐知 「そうですよ、 . . . 本文を読む
第四場
最後の花火上がる。
明転。
最期の三尺玉の炸裂に照らされる一同。
「ドーン!」
拍手する一同。
由美子 「やっぱり三尺玉って迫力あるね」
佐知 「あそこ一杯に広がるものね」
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光子 「これで通せんぼ横丁の恒例行事は全て終了ね」
陣五 「そうだね . . . 本文を読む
勝利 「ああ、そろそろ始まりますね」
陣五 「ええ、ちょうどいい時間ですね」
時計を見る陣五。
遠くで花火大会の開始サイレンが鳴る。
誠二 「あれ、始まりのサイレンです、間もなくですよ」
由美子 「最初と最後は三尺玉だよ」
陣五 「ハイ、みなさん行きますよ。八時三十分まで、十秒
前。・・九・・八・・七」
立ち上がる一同。
一同で唱和する . . . 本文を読む