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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

オクス駅お化け

2024-04-16 05:05:15 | 韓国映画
一応韓国で作られた映画ですのでここのブログでのジャンル分けは韓国映画にしておきますが
脚本には高橋洋さんと韓国のイ・ソヨンさんの他にになんとJホラーの代名詞と言ってもいい白石晃士監督が加わってっていうか
なんと松竹ODS事業室が加わることで韓日合作映画としてホラー作品を誕生させました
っていうか韓国も意地でしょうか日本人俳優が出演してる映画でもクレジットはハングルで表記するほどの国ですから
会社ロゴは別としてクレジットは”松竹“表記にせずに英字表記で妥協したようですね
 
ここんとこ新たにJホラーのか面白さに目覚めた私が韓国ホラーとJホラーが合体してどんな化学反応が起きるのかっていう楽しみで見たいなぁって思っていても私の利用してるGEOさんでは一本しか導入されておらずTSUTAYAは本屋と共に閉店しちゃうし
でGEOさんではいつもレンタル中でようやっとレンタルすることができました。
 
いやこれは韓国ホラーでは無いような内容(相変わらずのオヤジギャグでスマソ)でしたね
ここらは完全に高橋洋さんのJホラーテイストだったかな
まぁ私が食わず嫌いである要因となってる音と映像でのお化け屋敷的な驚かしの表現で終始するホラー映画の王道ではあるものの
いわゆるオチの見事さは完全に私が好きなオチでしたし、このオチで完全にカタルシスが得られるわけで
これはもうムナクソではなくスッキリ爽快なオチになっていて
っていうかオチは完全に読めたし絶対韓国人では考えられないくらいのスッキリ爽快なオチでしたし
このオチだけでこの作品見てきてよかったなぁって思える作品だった
 
けどシノプシスの元ネタは日本で戦時中に実際にあった事件を元にしていたんですね
ある意味残酷で怨念がたまるのはわかる気がする
ってことでオチのスッキリなカタルシスに比して基本プロット自体は完全胸クソでしかなかったなぁ
ただ80分という短尺ででもあるのか実に重たい胸クソなシノプシスですが映画としては実にライト感覚に作っていたのね
韓国映画特有の風土が国民性がねちっこく重たい韓国特有のドログチャな雰囲気の韓国ホラー映画も好きですが
こう言ったライト感性のホラーはオチがやっぱ全てでしてねぇ
この感覚は日本人でないと作れないオチなんでしょうね、
 
そう、胸クソなんだけどもこう言った爽快にカタルシスの得られるオチが好きになって、ここきてJホラーにハマったのが私ですからねぇ
十分に楽しめた作品でした。
 
2022年製作、韓国・日本合作映画(日本公開作品)、松竹配給
高橋洋、イ・ソヨン、白石晃士(協力)脚本、チョン・ヨンギ監督作品
出演:キム・ボラ、キム・ジェヒョン、シン・ソユル

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは! (ヒロ之)
2024-04-16 17:07:05
コメントありがとうございました。

こういうメジャーでは余り無い作品て、どうしても入荷本数が少ないから、争奪戦になっちゃいますよね。
ふらっと立ち寄って、返却されていたらラッキー、みたいな時が私もよくあります。

さて、本作。
かなり胸糞悪い部分は韓国、スカッとするラストは日本、そんな感じはしました。
そういう意味でも映画として上手く統率は取れていたんじゃないかなとは思います。
短い時間なので、サクッと観れましたし、何よりやはり終わり方が気持ちいい作品ですよね。
ヒロ之さん、こんばんは (morkohsonimap)
2024-04-16 22:48:21
コメントありがとうございました。

そうですねみたい作品を待つって結構辛いものですが
大抵待ってる間に期待が膨らんじゃって残念って言う作品も多いんですが
これは期待通りに楽しめた作品でした。

韓国ホラーのいいとこ取りに日本風カタルシスのオチでほんと両国のいいとこが生かされた作品でしたねぇ

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