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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

日本統一外伝 山崎一門6 ~神戸電撃作戦~

2022-10-25 23:15:59 | Vシネマ
昔はレンタルビデオ屋さんの高回転アイテムとしてVシネの任侠ドラマが隆盛を誇っていたものの
レンタルがDVDに変わってもレンタル屋さんでの高回転アイテムとしての存在は変わらなかったものの
現場とかにその筋のお方も出入りしていたり
現実の反社の人物に焦点を当てての商売のシフトが
暴排法とかの施行によって、業界も反社との決別を迫られて、合わせてこの任侠ドラマも役者の世代交代という時期と重なって衰退の一途かという時に
 
彗星の如く「日本統一」シリーズが現れて、時代の趨勢もレンタルから配信へ移行してきたことと重なって、任侠女性というお方たちが生まれて彼女たちに、なぜか受け入れられて任侠Vシネも息を吹き返し
本筋ドラマの方も最長最強の53話まで続き、スピンオフの「日本統一外伝」のシリーズ化、さらにTV連続ドラマとして「日本統一 北海道篇」と(今月末から日本映画専門チャンネルで個人的にこのシリーズは拾えるようですし、12月にはライツキューブから円盤も順次リリースされるようです)その勢いは止まるところを知らないほどの一強化ではあるのですが
 
てことで今月もリリースされました「日本統一外伝」の“山崎一門シリーズ”の第六作目
なんと前作の時にはブログアップしててもまったく気づかずに
今作でこのブログを書こうって時に、はじめて気づいたんですが前作「日本統一外伝 山崎一門5~横浜死闘篇~」から副題がついていたんですね
ってことで前作との二本撮りだったのかな(ここでもしっかり横浜と神戸で一対になっていたんですね)
 
今作は本筋での劇中ではさほどスポットライトが当たらない四代目山崎組義勇会会長である石沢勇将とその弟分の山村義明にスポットを当てた作品ということで
本田広登と川﨑健太がメインを張る作品でしたが
 
なんと石沢に二卵性の双子の妹がいて、その妹の真理紗のカレシがらみの事件というか騒動に巻き込まれる山崎一門のドタバタ劇場でしたねぇ
まぁドラマ性がないとお話が進みませんが、台湾マフィアと中国窃盗団との取引に絡んでの抗争に
なんか訳のわからんターミネエターもどきの不死身の暗殺者が現れたり
もうどうでもいいようなお話がギャグ調に進められるという
ある意味「日本統一」の箸休め的な存在になってきてるのがこの“山崎一門シリーズ”ですねぇ
 
みんなの仲の良さがわかればそれでいいっていうだけに作られてるものの
今作に関しては彼ら山崎組の歴史が冒頭で本筋とスピンオフとの折衷で過去映像を使って語られていたのが拾いものだったかな
 
2022年製作、日本Vシネマ、ライツキューブ作品
辻裕之監督作品
出演:本田広登、川﨑健太、舘昌美、勝矢、北代高士、中澤達也、岸田タツヤ、小手山雅、水島麻理奈、溝呂木 賢、山口祥行、本宮泰風
コメント
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ザ・コマンドー

2022-10-25 16:57:56 | 洋画未公開
シュワちゃんの「コマンドー」と識別するために、
配給会社が原題「THE COMMANDO」まんまに邦題にも冠詞をつけて読み下し邦題になってるけど、これはDVD用のタイトルで
この作品WOWOWのジャパンプレミア枠で初OAされた時の邦題は「コマンドー 怒りの逆襲」だったようですね
 
いやオープニングで10分ぐらい続く麻薬工場にDEAの特殊部隊が突入し
麻薬組織と激しい銃撃戦が繰り広げられる掴みのシーンを見てると
こんだけ派手だと先が楽しみって思わせてくれましたが
実際は派手なケレンは掴みシーンだけでして、後は完全知りすぼみな作品
これではミッキー・ロークが出ていても未公開が妥当だって言う作品
っていうかロークもつい10日くらい前に見た「ウォーハント 魔界戦線」にも出演されていましたが
あの顔面崩壊はどうしたんでしょうかねぇ「ナインハーフ」の時の美男ロークは一体どこに行ってしまったのやら
 
でもこの映画の主役はマイケル・ジェイ・ホワイト
先に書いたオープニングのDEA特殊部隊の隊長さん、実はこの総攻撃で麻薬工場壊滅させたものの敵に向けた射撃の彼の流れ弾が倉庫内に隠れていた違法移民の母娘三人に当たり殺してしまうと言う事故が起きており
その結果マイケル・ジェイ・ホワイト演じるDEA捜査官のジェームスはPTSDに襲われ一時現場を離脱することになり
妻と娘二人が暮らす田舎のわが家に療養帰宅することに・・・
 
一方、銀行強盗で服役していたミッキー・ロークが仮出所で刑務所から出てくると
強盗直後彼の実家の床下や壁内に隠した強奪金を回収しようとしたら
なんとその実家にはジェームス一家が越してきて生活していたんですね
ってことでこの隠匿したお金を巡ってジェームス一家の次女は部屋の床下から見つけて
勝手に使い込んでいて、高価な服を買ったり、家で麻薬パーティーがしたかったのか
両親にPTSDの療養兼ねて旅行をプレゼントしたりするドライぶり
一方姉は実に慎重派な性格までは良いのですが
ローク側はお金の回収に必死になっており
まぁここからかなりぐだぐだな展開ではあるんですが
主人公のいない家にギャング団が襲撃してパーティーにやってきた連中は全員射殺されて
なんとかスマホが通じたことで父親のジェームスが引き返してきて
って言うもののロークとマイケルの肉弾戦も申し訳程度で簡単にロークはあっという間に抹殺されてしまうと言う体たらく
ローク側に町の保安官がついていての悪徳保安官も加わるが
ジェームスの“このまま去るなら不問、おれを殺せばDEAの捜査が入る”で怯んだとこ後ろから奥さんに撃たれてしまう
 
もうオープニングの銃撃戦がケレンとして派手なだけに実に尻すぼみな作品だったなぁ
 
2022年製作、アメリカ映画
アシフ・アクバー製作・監督作品
出演:マイケル・ジェイ・ホワイト、ミッキー・ローク、ジェフ・フェイヒー、ブレンダン・フェアアリス・メジアス、ジャンニ・カパルディ、ジョン・イーノス三世
コメント (2)
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