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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

ヴァレリアン 千の惑星の救世主

2018-09-14 20:04:05 | 洋画
リュック・ベッソン久々の監督作品ですか
フランスのコミックの映画化だそうで、確かに映像から登場宇宙人(生物)?まで
CG満載のスペースオペラでして
映像的には飽きないんですが骨子となるプロットだけだと30分で済むお話を
なんとか134分の長尺にしてるんですね
ちょっと長過ぎた感は否めない

オープニング美しい惑星ミュールに何やら飛行体が落ちてきたことによって星もろとも消滅してしまうエピソードが流れるんですが、これがこの映画の基本となるのね
で宇宙パトロールのヴァレリアンとローレリーヌのミッションが
政府の所有する変換器てのが奪われてそれを奪還するってのだけど
この変換器って言うのがオープニングで登場していた超ミニ怪獣みたいな生き物
ローレリーヌはこの生き物をずーっと持っていたのか
変な怪物に食われそうなドレスの時はどこにあったんだ
って細かいことを言ってはいけないのね

で、無事任務終了で次に与えられた任務は安全保障委員会の司令官の護衛
しかし司令官が何者かにさらわれてしまい
司令官を追って基地内を追いかけるもののローレリーヌの指示で近道だからと目の前の壁をぶちやぶって飛んで潜って走り抜けと何回か簡単に壁を突き破る突き破る
絵としては実に楽しいんですけど、
敢えて言わせてもらうなら実にお金がかかってる訳で
この資金のほとんどはチャイナマネー
もうベッソンはお金を出してくれるならチャイナでも何にでも屈してしまうのね
ってことでEuropeのロゴより先にというか映画会社のトップロゴがファンダメンタルな訳ね
なんかファンダメンタルとアリババのロゴが世界の映画界を席巻しまくってるな

ヴァレリアンからの通信が途絶えここからローレリーヌがヴァレリアン救出への活躍が
ヴァレリアンとローレリーヌはもう絵にかいたような美男美女でして
主人公としては実に合格なんですね
映画ってこういう美男美女のヒーローヒロインが
其々に危機に瀕しアワやってところで救出されるって言うのが映画の基本プロットでして
その基本をしっかり守って
ヒーローヒロインが悪を倒し、窮民を助けるてのハッピーエンド

昔から連綿と続いて来てる普遍的な冒険活劇の基本に忠実に
それをCG満載のスペースオペラとして仕立てあげたベッソンの手腕は衰えていませんが
それもこれもチャイナマネーありきでのお話でしたねぇ

2017年年製作、フランス映画
リュック・ベッソン監督作品
出演:デイン・デハーン、カーラ・デルヴィーニュ、クライヴ・オーウェン、リアーナ、イーサン・ホーク、ハービー・ハンコック、クリス・ウー、サム・スプルエル、ルトガー・ハウアー

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2 コメント

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こんばんは! (ヒロ之)
2018-09-20 20:07:40
こちらにも。
確かに長かった。
途中一回寝てしまったのはここだけの話(笑)。
しかしまあ凄く映像が綺麗でした。
後、割とややこしくないストーリーもベッソンらしい仕上げ方だったかなあと。
単純明快、勧善懲悪なアドベンチャー映画でしたから、華やかさも手伝って、そこそこ楽しめるレベルには達していました。
が、やっぱり尺が長いなあ。
Unknown (morkohsonimap)
2018-09-20 23:40:05
ヒロ之さん、コメントありがとうございます
基本シノップスからの枝葉のエピソードが実に沢山あって本筋にはチラって関わって来てないのがすごい
だから長くんsってしまうんですが
その枝葉が撮りたかったからベッソンは中国と手を結んだんですかねぇ

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