MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

悪魔

2018-09-14 23:27:31 | 邦画
一日1本エロチック作品を見ていく企画
今日の一本は谷崎潤一郎の短編小説を3人の映画監督が
現代劇として映像化するシリーズ<谷崎潤一郎原案 TANIZAKI TRIBUTE>の1本
『悪魔』を原案として藤井道人監督がメガホンをとってる
4人の若手と1人のベテラン女優さんだけのお話で
私は最近邦画をほとんど見ませんのでタイトルロールの"悪魔"を演じるのかな
大野いとさんと、その母親役の山下容莉枝さんしか知らない

大野いとさんがなんとJK役で主人公と不気味な従兄弟を惑わす役に挑戦
まだ二十代前半ですから大野いとさんのJK制服姿は決して犯罪ではありませんでしたが
やっぱり全然脱いでくれていないんですね
シャワーのシルエットのみですが
十分に男を惑わすJKとしては合格点でして
脱ぎの方は原作にない主人公の大学の同級生としてかなり尺数は短いものの全裸で濡れ場に挑戦してくれていましたが
エロチックシーンはたったこれだけなのにRー15の指定は要らないだろう
って思ったのは私だけ?

お話は大学入学のために上京してきた佐伯は、林邸に下宿することになる。
そこには大家の千枝、その娘でJK2年ながら不思議な色気と魅力を持つ照子、
そして照子を偏愛する林家の親戚鈴木が住んでいた。
照子は、酒と抗精神薬におぼれて大学生活にもなじめず、
幻覚に苦しむ佐伯の部屋を頻繁に訪れては彼の心を惑わせる。

さらに、佐伯の大学の同級生あゆみが彼に興味をもちある意味複雑な四角関係を構成していくのだが
照子、鈴木にはあゆみの存在は知られていませんが
佐伯とあゆみの唐突な肉体関係には疑問符がつきますが
一応耽美作品、エロチック作品と銘打って製作しているTANIZAKI TRIBUTEとしては
必要不可欠な濡れ場なんでしょうね
遠藤新菜が演じる。

なにかと言うとすぐに鼻血を垂らす佐伯
照子が妖艶に誘惑するように佐伯に近づく姿
佐伯の血まみれの吐しゃ物や、無闇に跳ねる生海老
笑顔の照子が佐伯の体にナイフを突き立てる姿、
ラブホで鼻血を滴らせながらクライマックスに向かってあゆみの頚を絞めていく佐伯

というような描写などが耽美妖美人と言うよりは
敢えてそうしたのかザラついた画質に相俟ってどこかホラーっぽい作風となっていたような

2018年製作、日本映画、映画「TANIZAKI TRIBUTE」作品
藤井道人監督作品
出演:吉村界人、大野いと、前田公輝、遠藤新菜、山下容莉枝

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ヴァレリアン 千の惑星の救世主 | トップ | KILLERS WITHIN/キラーズ・... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

邦画」カテゴリの最新記事