goo blog サービス終了のお知らせ 

MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

色眼鏡Ⅱ 至高の快楽を覗き込め

2023-08-31 20:08:23 | OV
こう言ったエロチックOVの大部分が配信専門になってからと言うもの
個人的に配信しない人ですから
こう言ったエロチックOV作品をこまめに拾えなくなってるので
衛星放送のBS、CSの深夜枠で拾うしかなく
まぁお話は全く繋がってはいないもののこう言った作品は2、3本がシリーズとして作られていきますので
前作「色眼鏡 藍染小紋の女-沙織- 」から何と2年も間を開けてようやっと東映チャンネルの深夜枠で拾うことができました。
 
前作ではちょいハマり気味な山岸逢花さんを主体に描かれていた作品だったんですが
今作では定年間近の窓際課長を主体にして描かれていた作品ですが
一応は私お初なAV女優である一乃あおいさんが主演位置にはいるのですが
副題にあるように”至高の快楽を覗き込め“ってことで男性を軸にして展開していくプロットになっております
 
あるバーで知り合った男に誘われるままヒトのセックスを覗き見る快楽にハマった冴えない万年窓際課長が部下のお気に入りのOLのセックスが見たいと竿師の男にリクエストして居丈高の自分を蔑んで見てるOLのセックスと一番お気に入りの清楚で慎ましやかなOL覗きを通して
清楚OLの奥底に眠る激しい自分への一途な愛情に触れ肉欲に触れるというお話
 
まぁ今作では麻木貴仁さんがバーテンダーで台詞はありましたが
ケイチャンがクレジットされてるもののOLと課長がナポリタン食う喫茶店の従業員だけで存在はわかる程度の出演だったんですが
一仕事もしてなかった気がする
 
結局は安藤ヒロキオさんの怪演で終始した作品となった形でしたねぇ
一応一乃あおいさんを見終わって調べさせてもらったらデビューまもなくでOVに出演されたようで最初のウリは人妻AV女優としてデビューされた方だったんですね
それも三十路過ぎてから
 
切り口の違う記事はコチラ 
 
2022年製作、日本OV作品、ネクスタシーEX作品
カワノゴウシ脚本・編集・監督作品
出演:一乃あおい、辰巳ゆい、浅宮ちなつ、稲森誠、金城朱桜、岩下昴靖、麻木貴仁、ケイチャン、安藤ヒロキオ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

逆転のトライアングル

2023-08-31 05:05:29 | 洋画
欧州はいわゆる典型的な階級社会でありまして
その階級によるそれぞれの格差はいろんなところで発揮させられてて
もうそのヒエラルキーに組み込まれたらプロスポーツ選手になって活躍するくらいでないと抜け出せないほど厳然としたものであるようで
そんな社会制度を皮肉ったような作品でしたねぇ
 
いやまさか147分もある長尺な映画だとは思いませんでしたが
無駄に長いだけで本当はもっと削れたろうなって言うシーンもあった気がするし
なんかよく覚えて無いけど2、3回オチそうになった記憶があるようなないような・・・
 
最初は男モデルの社会での格差みたいなものを見せといて、その世界で売り出すことが格差社会から脱出できるってことみたいな感じ
そんなカールもお金がなくて、恋人のYouTuberヤヤとのレストランではその食事代でどっちが払う払わないで揉めたりするとこを見せといて
そんな二人が豪華クルーズ船のクルーズに招待されると
そこはもう社会の頂天に君臨するような人々たちの世界でして
臆するのはなんと二人だけだったものが
 
航海中クルーズ船のトイレが爆発して遭難し海賊に襲われつつも無人島になんとか漂着すると
社会の頂点に君臨していた人たちは本当に生きる術を知らず、ただただオロオロするのみでなんの薬にも屁にもならない存在であったことを露呈して
船の便所掃除のおばさんのサバイバル術が役に立ちやがて彼らの女王として君臨することになっていく様を丁寧に描き
いい男でモデルですから女王様はヤヤからカールを取り上げて夜伽に使う有様になってしまうんですね
って言うことでこれが邦題の「逆転のトライアングル」ってことなのね
いわゆる“トライアングル”っていうのは三角形ですから、身分格差のヒエラルキー(ピラミッド)を示していたっちゅうわけで
 
生きるか死ぬかっていうときには社会的通念のヒエラルキーは全く役にたたねぇ
って言う寓意の映画だったんですね
それを豪華キャスティングでコメディ映画にしてそんな寓意性を見せてくれていたんですが
西洋のコメディはゲロにウンコにやっぱ頼る傾向がある意味強いですなァ
 
しかし意外な結末が待っており再びこの島で構築されたヒエラルキーが崩壊するとかしないとかって結末をこっちに投げちゃった終わり方でしたねぇ
こういう投げかけは個人的には嫌いじゃないもののここで投げられてもこういった階級制度の映画だとこっちが困るんだよね
 
2022年製作、スウェーデン・イギリス・アメリカ・フランス・ギリシャ合作映画
リューベン・オストルンド脚本・監督作品
出演:ハリス・ディキンソン、チャールビ・ディーン・クリーク、ウディ・ハレルソン、ヴィッキ・ベルリン、ヘンリック・ドルシン、ズラッコ・ブリッチ、ジャン=クリストフ・フォリー、イリス・ベルベン、ドリー・デ・レオン、ズニー・メレス、アマンダ・ウォーカー、オリヴァー・フォード・デイヴィス
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする