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MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

デイ・アフター・トゥモロー2023

2023-08-09 20:08:31 | 洋画未公開
みんな大好きアサイラム映画
でなきゃ毎月コンスタントに1、2本アルバトロスもリリースしないでしょ
ってことでこれもアルバトロスから「エアポート」シリーズ同様毎年の数字でリリースされてる「デイアフタートゥモロウ」の”凍結シリーズ“最新作
 
私も好きですからアサイラムと知ってレンタルしてるわけですが
この作品実は同じアサイラムからモリー・マーティン博士一家
そうなんですウィリアム・ボールドウィンのお父さんとモリー博士の白人同士の夫婦になぜか養子ではない黒人の長男と白人の長女それぞれが専門分野のオーソリティとして「ボルケーノ 2023 」ではハワイの群発火山噴火を阻止し
更に「新・大地震 」では地震からカリフォルニアを救ってきたモリー博士一家
 
今度は北米大陸が謎の寒波に襲われ大陸自体が氷点下60度の氷の世界に閉じ込められるのを救うお話
最初は気づかなかったかったんですが黒人の息子さんで思い出したんですよ
そういやこんな家族のお話をアサイラムが作っていたなっていうのを
なんかいつのまにか夫婦に危機が訪れて離婚云々とか言い合っていたものが
氷の世界に閉じ込められた人々を救うために
 
何と夫婦がロケットに乗っかって宇宙空間にまで飛行してゆき
宇宙空間からマイクロ波を照射してそのエネルギーで、地球を凍らしてるアイス・ストームを消滅させる行動に・・・
そんな自分たちの命を顧みずに行動していく中で夫婦愛をも取り戻すって言ういうおまけ付き
って大抵の映画の基本プロット通りの作品で目新しさはないものの
 
アサイラムさんのVFX技術力を見せつける氷の世界観のCG映像はそこいらのB級映画会社ではないよって言うとこを見せてくれてましたねぇ
そして初めて知ったんですがモリー・マーティン博士一家はREACTと言う科学チームを立ち上げていたんですね
さて今後このチームはどんな地球の危機に立ち向かっていくのかな
 
2023年製作、アメリカ映画
ジャレッド・コーン監督作品
出演:ウィリアム・ボールドウィン、マッケンジー・ウエストモア、グラント・バウラー、トリー・グリフィス、ジェシー・B・エバンス、タイラー・クリストファー
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ロストケア

2023-08-09 05:05:54 | 邦画
まぁ長澤まさみさんで見たっていうか購入した作品
実に重たい映画っていうか、人生これから生きていく人が必ず通ってというか
現実誰にでも待ち構えてる日本の高齢化社会が抱えてる介護の問題を真正面から捉えた作品
だから見てると身につまされるし本当に政府や行政には頼れないしでみんなが考えなくてはいけない問題
こういった作品は実際に避けて通りたいのも事実ですが、決して誰にも避けられないのも事実
 
原作もあるようですが、現実問題を一本の娯楽映画として見せて置いて
実にどうしてこの先生きて行ったらいいのかって言うのを突きつけてくれた作品
松山ケンイチと脚線美で売っていた長澤まさみさんがいつのまにか演技派女優の仲間入りしてたって言う
この度二人が火花を散らす演技で二時間まばたくまもなく過ぎてしまう作品
 
オープニングは検事である長澤まさみが老人の孤独死の現場への臨場かと見せつけといて
そう検事が殺人事件でもない老人の孤独死に臨場するわけないんですが
このオープニングがまさかエンディングと結びつくとはねぇ
先にも書きましたが現代日本が抱えてる超高齢化社会の根源にメスを入れてきた作品だったんですね
松山ケンイチはある地方都市の介護センターで働く実に有能な介護士でして
その働きぶりは実に見事なもので、新人介護士のお姉ちゃんの憧れの的でもあった
 
ところがその介護センターの所長が介護者の自宅でその介護人と同時に死体で発見されたことから
担当検事に長澤まさみさんで、彼女自身も認知症を発症してる母親を老人ホームに預けて仕事に専念してる状況でして
この事件を調べていくうちに松山ケンイチが現場付近の防犯カメラに事件当時写っている映像から彼に目星をつけ
事務官のPCヲタクの兄ちゃんが松山ケンイチが担当していた41人の老人たちがみなここ数年の間に死亡してることを突き止めて
 
ってことからスワ大量殺人事件だって事で
検察は裏取りをはじめたら何とあっさり松山ケンイチは”救ったのは僕です“ってゲロしてくれちゃう
そう介護ってされる方も大変なんだけど、家族としてする側も大変で
実際には共倒れしてしまうことも多いわけで
そんな家族も介護される側も幸せになれるのは
そう被介護人の自然死な訳で、
 
松山ケンイチは自分の父親の介護と国や行政の支援の薄さから
三年の父親介護の果てに自然死には見せかけて殺しており
検察官も実際にそんな老人を抱えているという
そうそこいら中みんな高齢者介護人を抱えてる現実日本の中で、極端ではあるものの松山ケンイチ乃考えは一挙両得一石二鳥って言う考えであるし
検察は人間としての良識の立場として観てるこっちに重たい問題を投げかけてくる
こんな松山ケンイチに介護士として憧れてた姉ちゃんは介護の仕事に絶望したのか生きることに絶望したのか何とデリヘル嬢に転身してたって言う現実まで見せてくれなくて良かったかな
 
貴方ならどーする
って言うように結論の絶対出ない問題みたいな映画ではあるんですが
人生の終わりを近くに控えてる自分にとっても実に考えさせられる映画でしたし
まさかオープニングのあのシーンって・・・
 
2023年製作、日本映画、「ロストケア」製作委員会作品
前田哲共同脚本・監督作品
出演:松山ケンイチ、長澤まさみ、鈴鹿央士、坂井真紀、戸田菜穂、峯村リエ、加藤菜津、やす、岩谷健司、井上肇、綾戸智恵、梶原善、藤田弓子、柄本明
コメント (2)
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