インド映画は長いよね何とこれまた167分、これでなんとジャケットにも何にも書かれていませんでしたが
更に続編ありきって言うお話になっていてエンドクレジット直前の再タイトルには”第一章終わり“って出てくる始末
GEOさんの出版されてる『GEOナビ8月号』ではこの作品8年もかけて作ったようなことが書かれていましたが
冒頭の解説からすると第二章以降それぞれ違う主人公にはなっていくようで
今作では火の神シヴァが目覚めて“ブラフマーストラ”を悪の手から守っていく姿を描いてる作品
グリーンバックで役者さんは演じているのはわかるんですが
そのグリーンバックに描かれてるVFXCGが実に派手派手しくて
IT王国インドの実態をも見せつけてくれている作品だったなぁ
そしてボリウッドでもあるんですがちゃんとシノプシスを壊さない感じでダンスをプロットの中に自然に組み込んでいるんですが
そこはCGと実人物との合成ではあるんですが
エキストラのダンサーさんたちの数が半端ないほど多い
主演級以外にもこんだけエキストラでさえきっちりと踊れるインド映画って改めてすげぇなぁって思わされる
最近見た「
RRR 」も実に三時間の長尺ですが、そんな長尺でも尺が足りない、もっと観たいって思わさせる面白さを持ってるインド映画の底力をこの作品でも発揮してくれているのがすごい
その「RRR」にも出演されていたアーリヤー・バットさんがこの作品でもヒロインを務めておられましたが、「RRR」では美しい女優さんだなっていう存在でしかないほど男の友情をメインにしていたのと違って
今作では完全ヒロインとして主役のシヴァが一目惚れしてそれから相思相愛で正義を貫きアクションまで魅せてくれており実に存在感を見せてくれててその美貌と合わせて最高の艶技
ということでこちらでは”愛“.がテーマの映画でしたねぇ
インドの神話っぽいお話を元にしてド派手にぶちかましてくれる映画やったなぁ
とは言ってもこちとらインド神話は分かんない
そんなわかんない人でもこの映画の面白さがしっかりと分かるように作られててインド映画もボリウッドから世界戦略への映画に変貌してきてるのが分かる
ハリウッドにもVFXでは負けてない作品にはなってるとこがすごい
もう「
バーフバリ伝説誕生」あたりからインド17億人だけの映画ではなく世界に出しても引けを取らないってことがインド映画界の底上げを果たしたようで
っても私個人的にもこの「バーフバリ」以降インド映画もDVD化されてレンタル店に並んだらレンタル必至ですからねぇ
こんなに各作品ぶち上げてるインド映画はそれなりにワクワク興奮して見てきましたが
今作ほどITで見せてくる映画も珍しいしこれだけVFXやCGの技術の凄さとインド映画のプロットがマッチングした映画を見せられるともう何も言えねぇ
そして何がすごいかってド直球に”愛“を前面に出してきて
男は愛によって自分の隠れた能力をきっちりと見出して悪と対峙する原動力にもなってきている
だけでなくなんと映画の虚構の世界でなく現実世界でもこのカップルを演じたランビール・カブールとアーリヤー・パットはなんと愛を結実させて結婚しちゃうと言う
まさに”愛の映画“を地で行った作品でもあったようですね
2022年製作、インド映画(日本公開作品)
アヤーン・ムケルジー脚本・監督作品
出演:ランビール・カプール、アーリヤー・バット、アミターブ・バッチャン、ディンプル・カパーディヤー、ディヴイェンドゥ・シャルマー