MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

デストラップ/狼狩り

2024-07-17 05:05:48 | 洋画
今月のGEOさんのプルークは何と5作品のリリース
そのうちの一本ですがこれはストリームとプルークが一緒に配給に当たりミニシアターながらも劇場公開された作品だったようですね
出演者もエキストラ警官を除いてほぼ6人
そのうち三人は森林自然公園の中で暮す今時珍しい狩猟を生業とした家族ですが
何とティーンエージャーの娘は未就学
森で生きる術を毎日父親に教わって生きてるし一応字も読めるようで
 
母親は経済的にも子供の境域的にも町で暮らすべきではないかと旦那に話すシーンとかもあったりするものの
そこにこの森に棲む主のような存在の狼が戻ってきた兆候を見つけて
まぁそれが邦題になってるのかな原題は「Hunter Hunter」ですがこれは見てるうちになるほどって言う原題
さらにこれから書きますが
邦題の方は要は生きてる自然の狼っていうより”人間は一皮剥けば狼“だったって言うお話だったと言うことで・・・
 
90分程度の映画尺ですがその三分の二ほどは先にも書いたように森の中で自給自足の暮らしをする家族三人の生活を描写しており
人はいかにして生きていくかって言うようなサバイバル的なお話が延々と続き退屈っちゃ退屈ではあるんですが
その中でちょっとしたクライマックスへの伏線らしきものもちょっと貼られたりしていて退屈は退屈なんですよ
だってなんも起きませんからね森の中ちゅうことで携帯電波もないからこの家族は連絡は無線通信、警備員は衛星電話ということと後は固定電話があるだけ
 
伝説の狼が戻ったらしく狼のフンから指輪が出てきたりと森林警備員もほとんど動いてくれない中
夫は家族を守るために1人狼狩りに出ていくもなかなか帰ってこず逆にキャンパーの惨殺死体など見つけて
そんな中妻は夜中に物音で外に出て傷ついた男を見つけ治療のために家に運び入れ治療をしてやる
ここマラ映画はようやっと動き始めるんですが残りの尺が2、30分しかない
森林警備員が不審車両を発見し
さらにいくつかの惨殺死体を見つけるものの皮肉にも旦那さんが仕掛けた罠にハマって身動く事も不可能に
 
一方夫の帰りを待つ奥さんは旦那さんの惨殺死体を見つけて全てを知ったものの後の祭り
慌てて娘を助けに家に帰るものの助けた男に殺された後で奥さんも強姦致死される寸前に床に落ちてた手斧で反撃
相手を倒し娘の安否を確認し怒髪天を抜き
この男を何と屠殺小屋に吊るし、娘に習った屠殺処理法で何と生皮を剥ぎ
顔面の皮をも見事に剥ぎ取る
いやよくここまでの映像を示してくれましたねぇ
 
この映画の見所はここだけです
旦那さんの殺しも犬の殺しも娘さんの強姦致死も一切見せずに最後の最後で生皮剥ぎノートグロ映像で締めくくる見事さ
人は時と場合によって人からそう悪人もですが人の皮をかぶった狼だっていうことを見事に皮を剥ぐことで見せてくれた作品
クライマックスで一気に今まで溜まっていたものが発散された映画でしたねぇ
 
2020年製作、カナダ・アメリカ合作映画
ショーン・リンデン脚本・監督作品
出演:カミール・サリヴァン、サマー・H・ハウエル、デヴォン・サワ、ニック・スタール

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 違う惑星の変な恋人 | トップ | 次の記事へ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

洋画」カテゴリの最新記事