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MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

キラー・セッション

2017-12-21 23:00:50 | 洋画
ヒューマントラストシネマ渋谷の秋季企画興行(最近多いですよね、シネコンの番線に乗らない映画の公開されかたはこう言った風になっていくのかなぁ、日本の場合は興行形態が歪んでるような)<ワールド・エクストリーム・シネマ2017>にて上映された1本
フランス映画です
104分の尺ではありますが
緊張感が途切れないので結構短く感じた尺ではありましたが

南仏の田舎町でフランスとコロンビアの麻薬組織による麻薬取引が行われようとしていた
しかし、フランス側の男たちが約束の場所に辿り着くと、
コロンビアの男たちは待ち合わせ場所で三人全員射殺されていた
その中の一人がコロンビア組織のボスの息子だったため
コロンビアから凄腕の殺し屋をつれてボスがやって来る

コロンビアの取引人たちを殺したのはアラブ系の凄腕の殺し屋で
己の組織を抜け警察からも逃れ、新たな人生を始めるつもりだったが、彼らを殺したのは偶発だった
フランス側の取引人は訳もわからぬまま、発覚をおそれ死体をクルマ毎焼いて証拠隠滅するものの
地元の警察とスペインの警部が動き出す
アラブの殺し屋捜索で警官が大量に動員されており
アラブの殺し屋はやむなく民家に押し入り住民を人質に身を隠すことに

激怒したコロンビアのボスが連れてきた殺し屋は、
冷たく青い目をした物静かな中国ハーフ。
彼もまた数々のターゲットを血祭りにあげてきた伝説の殺し屋で
趣味は尋問後に人を切り刻むことに喜びを感じる異常者だが
冷徹に的確な状況判断する切れ者
警官だろうが民間人だろうが躊躇なく殺していく人物

と言うことで農民一家を人質にしたアラブ系の暗殺者を的確に追い詰めていくチャイナ系暗殺者、
アラブが人質に取った農民はこの地方では白人至上主義で排斥されており

暗殺者と暗殺者に警察と白人至上主義の農民と四つ巴の攻防戦がクライマックスのケレンですが
一応黒人農民一家は助かるんだけど銃撃戦はケレンとしては成立するけども
カタルシスはない映画
でもチャイナ系の殺し屋さんがある意味主役と思っていいんですよね
フランスの片田舎では今でも白人至上主義の古い因習が残ってるのでしょうか
フランスでも白人至上主義の人がいたなんて、そこいらが目から鱗でした

2017年製作、フランス映画
エリック・ヴァレット脚本・監督作品
出演:トメル・シスレー、テレンス・イン、パスカル・グレゴリー、ステファーヌ・ドゥバク、エリカ・サント
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SSーGB/エスエス・ゲーベー

2017-12-21 20:33:24 | 海外ドラマ
もしもナチス・ドイツが戦勝して、英国を支配していたら・・・
と言う設定でイギリスのBBCが製作したドラマ
全6話、330分でしたので一気に見られました
見る気は全然なかったのですが、セットレンタルの2本しか借りたい作品がなく
なんとか5本に・・・って色々店内見回していたら
3本で完結という作品がこれだった

1941年、英国はナチス・ドイツにグレートブリテンの戦闘で敗れナチスに降伏し
ロンドンがナチスの占領下におかれてるというまさに"if"の世界観
そんな関係で期待してなかったのですが
これがかなりな面白さ
チャーチルはナチスに処刑され、ジョージ国王は幽閉され、
ナチ親衛隊の圧政にロンドン市民は苦しんでいる時代・・・
これってちゃんとした原作があったんですね

主人公はロンドン警視庁(Scottland Yard)のアーチャー
ナチス占領下ですので警察のトップはナチス将校
イギリス人の警官はイギリス人同士の司法のみに司法権をもっているだけで・・・

ある殺人事件の捜査の過程でアメリカ(設定では当時参戦してない)スパイとか
イギリスのレジヅタンス入り乱れており
刑事と言っても安定した身分ではなくて
いつでもナチスに勾留される不安定な身分ではあるものの

この殺人捜査を続けていく過程で原爆の化学式をめぐっての
ナチスとアメリカスパイとの攻防に発展していき主人公もそれに巻き込まれていくのは当然

更に平行して幽閉されているイギリス国王ジョージ6世の国外逃亡を担がされる
実に大きなプロットなんですが
国王ジョージを連れだしたあげくに国王はナチスに射殺されてしまったり
原爆の化学式は主人公が持っているんですが・・・

ナチス自体もSSと軍隊との確執があったりして面白く見られましたが
ミニシリーズかと思ってましたがどうやらシーズン2につづいていくようですねぇ
チラっとエッチなシーンもあったりして大人のドラマなんですね
KADOKAWAさんからでの発売でしたが日本語音声版がないんですね
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